サビ前で「シャー」とシンバルのような音が大きくなって入ってくるのを聴いた事はありませんか?



その多くはシンバルを逆再生させた「リバースシンバル」という音です。


これが非常によく出来ています。



簡単に作れて使い勝手もよく、盛り上げたい部分の導入に最適です。


まだ使っていない人は是非自分の楽曲に使ってみてはいかがでしょうか?



 



リバースシンバルの使用目的は、「来るぞ!」感の演出です。


ですので、サビ前で使われる事が多いです。



サビ前がブレイクしている場合は必要ありませんが、Bメロからの流れでサビに入ってくる場合、たった1小節このリバースシンバルを加えるだけで劇的に盛り上がりますし、曲のアレンジとして大切な部分かなと思います。



 



【リバースシンバルを作ろう】



作り方は簡単です。(DTMで作る事を前提に書いていきます)



普通のシンバルをMIDIで一発打ち込み、「シャーン」と鳴った音をオーディオデータで書き出します。


そして、書き出したデータをオーディオで読み込み、反転させるだけで完成です。DAWソフトによっては「逆再生」の項目でデータが反転されるかもしれませんが、波形で見て小さい音から大きい音になっていたら合っています。



基本的にはリバースシンバル用のトラックを作り、コレをそのまま使えばよいです。


場所は任意ですが、1番音が大きい波形の部分より少し前がサビ頭に来るといい感じになるのではないかと思います。


その辺りは何度か場所を変えてみてポイントを掴みましょう。



 



【オーディオデータのカットは気をつけて】



また、作ったオーディオデータの音の出だしが思ったより後ろにきたり、最後の方はいらないんじゃないかと思ってカット等の編集をしたくなります。


その場合データを切ってしまってもいいのですが、ただ切るだけだと音が急に始まったり急になくなったりとおかしな事になるので、カットする場合は必ず「フェードイン」「フェードアウト」させましょう。



リバースシンバルに関しては他の音が重なり合ってる事もあってカットしなくてもよいと思いますが、気になる人はその辺りの処理もしていけばよいかと思います。



 



【強弱が足りない時はボリュームを上げる】



作ったオーディオデータだけでは音量が足りない時があります。


そんな時は思い切ってボリュームを書いていきましょう



トラック全体のボリュームを上げるのではなく、リバースシンバルの部分でボリュームを書いていきます。


0から始まってサビ前はボリュームマックスまでの線を書く事もあります。



 



【シンバル以外の音を反転させてみよう】



シンバル以外にも反転させると面白いものがあります。



例えば、ドラムのキックを反転させるとDJのスクラッチ音になります。


クラブミュージックだとベースを反転させて、わざと発音を後ろにしてノリが後ろになるような音を作ったりしています。


他にもアイデア次第で他にはないような音を作っていけるので、色々と試すと面白いかと思います。



 



【他にも…転調を強調させたり】



転調を強調させた音をリバースシンバルのように入れても面白いです。



転調前の最後の小節を転調するコードの五度にすると「転調しますよ」というのが分かりやすいのですが、その五度の音をピアノなどでリバースシンバルのようにボリュームを書くとサビへの導入になりますし、転調も強調されます。



 



【最後に】



色々な音でサビ前で盛り上がってくるような音を作る事ができます。



いまいちサビ前が決まらないなとか、いつも同じアレンジになってしまう…という方は、リバースシンバルを使ってみるといいと思います。



簡単にサビ前を強調出来ていいですよ。