良い音とはなんなんでしょう?
音作りとは何なんでしょう?


良い音ってものは人によって違います。
歪ませすぎて音がつぶれて今にもハウりそうな音でも本人が良い音だと思えば良い音なんです。
ギターとは違いますがCDの話でMayhemなどのブラックメタルのバンドは音質がより悪いものを音の良いものとしていました。



これと同じことがギターの音作りにも言えるんですね。

しかしこれで終わらせてしまったらこの記事存在意義がなくなってしまいます(笑)

では上で例に挙げた歪ませすぎて音がつぶれて今にもハウりそうな音を周りの人が良い音と思うでしょうか?
Mayhemなどのブラックメタルバンドはカルト的な人気はありましたがその音楽が一般に評価はされませんでした。
あなたがブラックメタルバンドのように周りの評価なんか気にせず我が道を行くぜというなら止めませんが、

多くの人は周りに認められたいのじゃないでしょうか?


メンバーにスタジオに入るたびに
音どうにかならないの?って言われるのより、対バン相手にめっちゃ音良いですね!機材何使ってるんですか??って言われる方がいいという方が大多数だと思います。

つまり

良い音は人それぞれだけど周りからも良い音だと評価されるにはある

程度一般的な良い音に寄せないといけない

ということです。




私個人の考えとしてはこの一般的な良い音に寄せる作業が音作りだと思っています。
しかしながらこの一般的な良い音というものがかなり曖昧なもので、しかも時代や自分の属するコミュニティによって変わるものなんですよね。

例えば、90年代のLAメタルのバンドマンと

現代のメタルバンド

のメンバーでは良い音の認識は違うと思いますし、また、メタルバンドの良い音とポップスバンドの良い音の認識は違うということですね。

これが音作りの難しさであり音作りに答えがないなんて言われる所以だと思います。


つまりは常に音は追及していかないといけないということですね。


text by またらん

 
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