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お持ち帰りマイコーー概念の垣根を超えたパフォーマー

お持ち帰りマイコーー概念の垣根を超えたパフォーマー

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はアーティスト名もインパクト抜群! お持ち帰りマイコさんの登場です。

近年、ブームの波もあり、様々なジャンルのアーティストを見てきた。ご当地アイドルや、釣り・戦国・就活などニッチな分野をコンセプトにしたグループも話題になっているが、今回ご紹介したいアーティストはそのどれにも当てはまらない魅力を持っている。むしろ既存の概念に当てはめることの方が難しいのではないだろうか。歌・ダンス・お笑い・食という一見相反するように思える要素を掛け持ちした「お持ち帰りマイコ」というパフォーマーである。


彼女の公式ページからプロフィールを見ると、ぽっぷできゅーとなえんたーていなー!かわいいモノがだぁいすきっ♥歌って踊れる横に大きなお友達だよ(∩˃o˂∩)♡」とある。アイドルのような自己紹介にも思えるが、締め括りでちゃっかり自虐しているのをみると何やら単純なアイドルでは無さそうだ。さらには、お持ち帰りマイコという名前で活動しているにも関わらず、注意事項の部分には「私を持ち帰ることはできません」とある。どういうこと?と、益々そのキャラクターに興味が湧いてしまったあなたは、まず彼女の代名詞でもある初オリジナルソングを聞いてみてほしい。






元々はバンド活動をしていたという彼女。音楽の道を志して上京し、しばらくはバンドでの活動をメインにしていたという。しかし、彼女の転機は突然訪れる。ファンとしても慕っていたアーティストの先輩に「キャラクターが面白い!」と見込まれ、「何か面白いことやってよ!」と無茶振りも良いところ、そのバンドのライブでオープニングアクトを務めることになったのだという。この出演が「お持ち帰りマイコ」として彼女がソロデビューするきっかけだった。

「お持ち帰りマイコ」という名前の由来はなんと某有名アニメの中のセリフが内輪のコミュニティーで流行しており、そこからアーティストの先輩に命名されたのだという。「当初は女の子なのに自ら『お持ち帰り』って名乗るなんて恥ずかしくて嫌でした……」と明かした。しかしそこですぐに改名しないのが彼女の魅力を生み出すエナジィを感じさせる。「名前を突っ込まれたときにお持ち帰りされるんじゃなくて、する方ですよ!(笑)なんていうとめっちゃウケるって気づいてからネタにしています」と、見事一本笑いを取られた。そうして逆境をも笑いへと昇華させる彼女は生粋のエンターテイナー精神を持ち合わせているのだろう。

当初はバンド活動をメインに活動していて、ソロ活動は年に一度ほどだったという。しかし限定で披露していたはずの「お持ち帰りマイコ」が、想像以上に各関係者やファンの方々から高評価を受け、なんと出演のオファーが殺到。さらに活動を広めてくことになった。現在では多くの業界関係者やファンの間で「かっこいいしかわいいし、しかも面白い!」「無条件でうちのイベントに出てほしい!」などと多くの声があがっている。彼女自身も男性ファンよりも共演者や業界関係者のファンが多いように感じているそうで、その理由は可愛さだけを売りにしないキャラクター、嫌味のない自虐でクスッと笑わせるトーク力、そして振り切ったライブパフォーマンスに起因するのだと思う。

そしてさらに彼女はデザイナーとしての一面も持っているのだ。先ほど紹介したPVの素材やグッズのデザインなども全て自身が行っており、彼女のビジュアルとしての世界観を一貫して築き上げている。自身初となるこのオリジナルソングは、撮影・監督・楽曲提供の全てがミュージシャン仲間による作品だというから驚きである。このエピソードだけでも彼女の愛され具合が伝わるが、特に歌詞には着目して聞いてほしいので、その全貌を紹介しよう。



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【ぽっぷできゅーとにTAKE OUT♡ 】

お持ち帰りマイコ♡

(コール)
とんこつ!ラーメン!チャーシュー!大盛り!
アブラ!マシマシ!マイコ!

スクランブル交差点
隠しきれないスター性
行き交う人たちの視線を独り占め
人よりちょっと大きいだけ
お餅もちもち!?
季節を問わない
お持ち帰りマイコ

そんなことは分かってる
でも止められないんだもん
深夜0時のとんこつラーメン
よだれ じゅるり 手を合わせ
せーの!で いただきます!!

お持ち帰りマイコ
お持ち帰りしちゃ ダメダメ!
お持ち帰りしていいのは
ジャンクフードとカロリー
お持ち帰りマイコ
お持ち帰りしちゃ ダメダメ!
ぽっぷできゅーとな
エンターテイナー
パンチ要員
ラーメンはお取り寄せ

お持ち帰りマイコ(やばみ~)
重くはない(?)マイコ(極み~)
大きなお友だち(横に)
お持ち帰りマイコ

かぁいぃもの大好き♡
片っ端からコレクション
真っ赤なリボンは
マイコのトレードマーク
人よりちょっと大きいだけ
ぷにぷに ふわふわ
マシュマロBODYの
お持ち帰りマイコお持ち帰りマイコ
お持ち帰りしちゃ ダメダメ!
ゴクリ…飲み干していいのは
こってり焼肉のたれ♡
お持ち帰りマイコ
お持ち帰りしちゃ ダメダメ!
締めのラーメン 結びの一番
はっけよーい…残った!
スープは残さない

ああ いつか 痩せたいな
女の子は みんな みんな
かぁいくなれる♡

おっもちかえりぃ~!

お持ち帰りマイコ
お持ち帰りしちゃ ダメダメ!
お持ち帰りしていいのは
ジャンクフードとカロリー
お持ち帰りマイコ
お持ち帰りしちゃ ダメダメ!
ぽっぷできゅーとな
エンターテイナー
かぁいぃは正義♡
マイコはジャスティス
Take out☆

お持ち帰りマイコ♡

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冒頭から畳み掛けるように独特のミックス(アイドルに向けて発される共通の掛け声)が繰り広げられる。ぜひこの掛け声を覚えてライブに参戦すると、通常の2倍楽しめるそうなのでお試しいただきたい。

曲中にも数多く登場するラーメン。彼女の大好物だという。あれこれと美味しそうに頬張るPVの演出も相まって、日頃から食いしん坊なのかと思いきや、「みんなの想像より少食なんです。笑」という。しかも、「実は甘いものも一口で満足なんです……」というので、さぞかし撮影には苦労されたのではないか?と伺ってみると、PV撮影時の様子が垣間見えた。

自身初のPVとのことで、当然撮影にも不慣れであり、自分の動きと映像の写り方とのギャップに苦戦。特にフライドチキンを頬張る姿は、NGの度に食べているのでかなりの量を食しているらしい。その他の料理も同様に、監督のOKがもらえるまでひたすら食べ続けなければならず、彼女の胃は悲鳴をあげていたことだろう。驚いたのは、撮影用の食費だけでなんと3万円もかけたということだ。食の演出への熱量が伺える。なお、食べきれなかった分はちゃんと「お持ち帰り」したそうだ。満腹中枢の限界だけでなく、なんとこの作品は深夜に夜通し撮影されたもので、睡魔との闘いでもあったという。こんなにもコミカルでインパクトのある映像の裏側に、まさかそんな二重苦が隠されているとは、この裏話を聞くまで気づかなかった。苦労を微塵も感じさせない彼女のプロ根性を感じたエピソードだった。

そんな彼女は、自身の活動についても「生涯をかけてエンターテイナーで居たいと思っています。」と語ってくれた。また、彼女が毎日配信しているという仮想現実ライブ空間 SHOWROOMでは、音楽活動をしていながらなんと「お笑い・トーク」のジャンルから配信している。それは、「配信の中で、見にきてくれた人が1度でも2度でも笑って帰ってくれたらいいと思っているから。」とのことだった。まさに根っからのエンターテイナー的思考だ。さらに、デザインを手がける時でさえも、みんなにワクワクしてもらいたいという一心でやっているそう。表現の手法が変わっても、彼女のエンターテインメントの信念は曲がることはないだろう。ある人から見ればポップでキュートなアイドル。またある人から見れば歌って踊るアーティスト。またまたある人は、彼女を「トークの冴える芸人さん?」というかもしれない。でもそれでいいのかもしれない。既存の概念には当てはまらないことが「お持ち帰りマイコ」としての魅力をより一層引き立てる。そうして今日、明日、明後日とわたしたちの毎日をワクワクさせてくれるに違いない。そしていつの間にか彼女の魅力に、私たちの心が「お持ち帰り」されていることにお気づきいただけると思う。8月18日には新しいアルバムが発売された。こちらも要チェックしていただき、今後の動きにも乞うご期待いただきたい。



【最新アルバムアルバム】

「YABAMiiiiiiii!」

2016.8.18 (THU) RELEASE

¥2,000 (税込)

特設サイト:http://omochikaeri-maiko.com/yabami/






【ツアー情報】


「やばみのきわみのぱなみなツアー」


9/14 アメ村DROP

9/15 神戸KINGGSX

9/22 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE

10/16 名古屋今池CLUB 3STAR & 今池SECOND VISION

11/20 渋谷CRAWL(ツアーファイナル スリーマンライブ)


公式サイトでは上記以外にも各地での追加公演情報が更新されるとのことなので、公式サイトは要チェックだ。

全国ツアーを経て、いろんな意味でも一回り二回り大きくなった彼女が見れそうだ。



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公式サイトはこちら



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