• muevo
  • muevo voice
FABLED NUMBERーー世界基準のダイナミズム

FABLED NUMBERーー世界基準のダイナミズム

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はハイブリッドなサウンドを武器に活躍するバンド、FABLED NUMBERの登場です。


写真左から:Ikki-Rodriguez(Samp, Prog)、Chii,pucchi(Key, Per)、N’Eita(Gt, Vo)、N’Taichi(Ba, Cho)、Mako-Albert(Gt)、Mr,Donuld Betch(Dr)

躍動するダンスロックサウンド×唯一無二の歌声とメロディ。天賦の才を授かった2人の兄弟に惹かれ、規格外のメンバーが集結した奇跡の6人組、FABLED NUMBER。英詞、日本詞を巧みに操り、独特の歌声と強烈なメッセージでオーディエンスに圧倒的なインパクトを与える弟、ボーカルN’Eita。その楽曲のすべてを生み出し、ライブでは見る者の新たな感情を覚醒させるカリスマ性を放つリーダーの兄、ベースN’Taichi。2人を中心とし、本来は同じ空間に共存し得ないはずの“狂喜乱舞””涙腺崩壊”をもたらす。


初の全国流通盤『Might makes right』を発表した2013年頃から頭角を現し、「 RADIO CRAZY 2013」に出演。2014年は2nd「The DIE is cast」をリリースし、大型フェスにも多数出演する。2015年、My Chemical Romanceのヴォーカル、Gerard Way単独日本公演のサポートアクトを務める。同年9月、EP「FIRE」をリリースし、ツアーファイナル東名阪ワンマンをすべてソールドアウトさせる(大阪ワンマンは心斎橋JANUSにて500人を動員)。6カ月連続で自主企画も開催し、全公演ソールドアウト。ライブハウス規模のものはチケット発売日の午前中で完売する公演も。2016年1月、心斎橋BIGCATでの主催イベントもソールドアウトとなり、800人を動員する。6月1日には3rd「A Revolutionary」をリリースし、ツアーファイナルは東名阪CLUB QUATTROで締めくくる。


彼らのライブを初めて見た時、とんでもないバンドがでてきたと思った。聴いたら身体を動かさずにはいられないサウンドに圧倒的な音圧、タイトに刻みかつダイナミックにリズムを回すリズム隊、目が離せなくなるほどのカリスマ性でその場にいる全員をFABLED NUMBERの世界へと誘うN’Eita。初めて彼らを見る人も巻き込みライブハウスがFABLED NUMBERの体内にいるかのような一体感に巻き込まれていくのを目の当たりにして、私はこのバンドがこれからのシーンの台風の目になっていくに違いないと確信した。


FABLED NUMBERの音楽はダンスロック、エモ、EDMが融合したものといえば伝わりやすいだろう。とはいえ、それはこの音楽とこの音楽を足してみようというものではなく、彼らの6人編成という点とバックグラウンドとしてある音楽の影響などを突き詰めていった結果、そうなったというだけなのだ。まずはFABLED NUMBER入門としてこちらMVをご覧いただきたい。




彼らはラウド枠に入れられることが多いように思う。たしかにライブでの音圧を考えるとラウドと捉えられることに違和感はないが決して彼らはそこに一辺倒な訳ではない(ちなみに使用しているギター、ベースをラウド系バンドのイメージから離れているものを使っている)。実際に彼らの楽曲を聴けばわかると思うがそこまでラウド的な要素が強いわけではない。彼らが作り出す音圧は轟音を鳴らすことにより得られるものというよりは、技術や緻密に積み上げた楽器に裏付けされた音圧だ。ビートの引っ張り方、同期やフレーズのループ感とそれに絡ませるメロディラインの妙から生まれてくる一体感なのだ。こういった迫力を出せるバンドは多くはない。


彼らの楽曲はただ踊れるだけではない。ダンス・ミュージックの楽しさを突き詰めたものだけでなくそこに歌モノであったりする音楽が持つ感動という強さもしっかりと共存している。




英詞の曲だけでなく日本語の楽曲も自在に操る。言葉がダイレクトに伝わる利点をフルに活用しそのメッセージ性を研ぎ澄まされた刃のようにオーディエンスに突きつける。このような楽曲をライブで体感すると踊りながら涙がこぼれてくるという体験ができるだろう。楽曲としての素晴らしさはもちろんあるが、この「世界は君に鳴り響く」はライブで踊り狂う中で生の実感をしつつ、そこに歌詞が流れ込んでくる過程までもが計算されているように思う。単純な楽曲の良さやライブでの盛り上がり方以上に緻密な計算がされているのだ。




冒頭でも述べた通り国産音楽か疑ってしまうほどのセンスに脱帽する。英詞ということもあるがそれ以上にサウンドの選び方やリズムの作り方、ある種の(計算された)雑っぽさを兼ね備えたメロディラインの突き詰め方が日本人離れしているのだ。日本でもEDM要素を取り入れたロックバンド(主にラウドロック、ハードコア、スクリーモ系。ピコリーモという言葉も発生したほどだ)の近年の活躍が目覚ましいが、その中でもFABLED NUMBERの音楽的クオリティは頭一つ抜きん出ていることがお分かりだろう。


さて、彼らは現在先述の「世界は君に鳴り響く」も収録される6月1日に発売された最新ミニアルバム『A Revolutionary』リリース記念ツアーの真っ最中だ。以下にツアーの日程(終了日程割愛)があるので是非とも彼らのライブのパワフルさを体感していいただきたい。ライブに関する詳細は彼らの公式HPにて

2016年9月2日(金)広島県 CAVE-BE
<出演者>
FABLED NUMBER / LONGMAN / I-RabBits / Marry-che LIE(オープニングアクト)

2016年9月3日(土)福岡県 Queblick
<出演者>
FABLED NUMBER / FIVE NEW OLD / I-RabBits / PORFIDIO(オープニングアクト)

2016年9月10日(土)富山県 Soul Power
<出演者>
FABLED NUMBER / ANGRY FROG REBIRTH / 午前四時、朝焼けにツキ / OLLiE SiDE UP(オープニングアクト) / and more

2016年9月29日(木)東京都 渋谷CLUB QUATTRO
<出演者>
FABLED NUMBER / モーモールルギャバン / POT / SHE'S / and more

2016年9月30日(金)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
<出演者>
FABLED NUMBER / 感覚ピエロ

2016年10月2日(日)大阪府 梅田CLUB QUATTRO(※ワンマンライブ)
<出演者>
FABLED NUMBER

カテゴリ一覧