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キクチリョウタが語る自身の楽曲とそのルーツ

キクチリョウタが語る自身の楽曲とそのルーツ

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はギター弾き語りシンガーソングライター、キクチリョウタさんの登場です。


ギター弾き語りシンガーソングライター、キクチリョウタはインターネットからその人気に火が付いたアーティストだ。今でも動画サイトへの投稿やネット配信も定期的に行っており、ネットでの活動にも力を注ぐと同時に、精力的に弾き語りやバンド形式、デュオ形式等多様なスタイルでライブ活動も行っており、都内を活動の拠点にしつつも全国で活躍している。作詞作曲、ジャケットのアートディレクション、MVの構想なども自ら手掛けることもあり、音楽以外でもその「声」の良さからナレーターの仕事などタレント活動もマルチにこなしている。

 

彼の楽曲はどこか郷愁を誘うようでありながらも心にそっと寄り添う。囁くような声やアダルトな雰囲気を醸す声、張り上げた声など様々な表情を持つその魅力的な声も相まって、リスナーを惹きつけるのだ。そんな彼が今回、彼の音楽のルーツや上京した理由、おすすめの自身の楽曲とそれに込めた思い、今後の目標について語ってくれた。

 

キクチ「小学生の頃、音楽が好きな母が趣味でアコギを弾いていて、少しギターを教えてもらって初めて音楽に触れました。ただその時は簡単なコードさえうまく弾けず、すぐに投げ出して虫取りに遊びに出た記憶があります(笑)。それからしばらく時が経って中学3年の頃に観たX JAPANのライブ映像で、可憐にエレキギターを弾くhideさんに胸を打たれエレキギターに目覚めました。高校生活の3年間は軽音楽部に入ってバンドを組んでひたすらエレキギターを弾いていました。高校卒業後、バンドのメンバーも皆バラバラになり、だけど1人でもギターを弾きたいなぁと手にとったのがアコースティックギターでした。


そこから自然とアコギ弾き語りの音楽に興味を持つようになって、弾き語りの色んなアーティストを聴いて歌の練習もそこから始めました。ハナレグミの永積タカシさん、海外だとジェイソン・ムラーズ。この2人の音楽ばかり聴いていました。僕の弾き語りのルーツはこの二人から成って、紛れもなく僕の中の2大巨頭です。その後、弾き語りの動画投稿をはじめて、そのおかげでたくさんの人たちと繋がりました。 そして17歳の頃に大柴広己さんというシンガーソングライターの弾き語りライブを初めて生で観て、今まで感じたことのない感動を覚えたのと同時に、自分も音楽で誰かをこんな気持ちにさせたい。という思いが芽生えてきて「どうせ1からやるなら、東京へ行ってしまおう」と思い立ち、18歳で上京しました」

 

おすすめの楽曲についてはそれぞれコメントをくれた。

 

・さよならまたね(1stミニアルバム『Blue』収録)




20歳の時に書いた曲です。大切な誰かとのお別れを受け入れなきゃいけない時、こんな風に受けとめることが出来たらいいな。っていう気持ちを歌った曲です。「またね」という言葉は、どこか人間らしい暖かさを含んでいる気がしていて僕は好きです。


 

・星のむこう銀河まで(1stシングル)




音楽をやるために東京へ上京して5年という月日が経ったいま、 自分の道筋を辿ってきて感じた日々の葛藤や希望を歌いました。やりきれないことは数え切れないけれど、それを嘆く間もなく日々は表情を変えるばかり。それでも星のむこうの銀河を信じ、旅を続ける信念を持ち続けたいという気持ちを歌った曲です。

 


・Wonderland(3rdミニアルバム『Wonderland』)



「意味のない世界と言われても あなたと笑うとき その時僕はこの世界で 生きていたいと思う」しがらみや避けようのない壁にぶち当たったとき、最後に自分が信じるものって何だろう。 とふと考えて生まれた曲です。物事の捉え方は人それぞれ違うけれど、全ての出来事をポジティブに受け止めることが出来るような人間はそう居ない。だから誰だって迷うし悩んで苦しむ。でもその苦悩の先で大切なものに気付くことって結構あるなと、そんなふうに思います。



・「It’s around time to go 」 



夏の蜃気楼を切り裂いて疾走していくイメージです。きっと夏にぴったりなテンションの曲だと思う(思い込んでいる)のでMVみて夏バテも吹っ飛ばしてもらえたらいいなと思います。最後に小ネタがあるので、ぜひ最後まで見て欲しいです(笑)。


 

 最後に今後の目標として武道館のステージへの想いについてはこう語る。

 

キクチ「音楽をやっていなければ出会えなかった人達や見られなかった景色がたくさんあって、今それを経験させてもらえている環境にとても感謝しています。さらにもっと色んな人たちと音楽を通じ出会って、決して1人では見られない景色を皆と見に行きたいです。上京する時にかっこつけて母に豪語した『武道館に立つ』という台詞が嘘にならないよう、良い音楽を作ってその景色を見に行きます」


文・またらん



キクチリョウタ

ギター弾き語りシンガーソングライター。 学生時代に動画配信サイトに「ばずぱんだ」名義で投稿した弾き語りカバー動画の再生数が、数十万 再生を超えるなど多くのフォロワーを産み、以降本格的に音楽活動を行うようになる。 18歳の2010年秋に単身上京。毎月のライブハウス出演や路上ライブで着実にファンを増やす。 2013年5月に「キクチリョウタ」名義としてストロボレコードより1st mini album「Blue」を発売、 レコ発ワンマンライブを大成功に収める。 2015年まではソロ活動と並行して古川本舗のボーカルとしても活動していた。演劇集団キャラメ ルボックスのクリスマス公演「BREATH」劇中内に楽曲提供。 2016年3月16日1stシングルリリース、初の全国弾き語りツアーは各地ソールドアウトするなど 大成功に収める(フェスを含む全10都市)。現在、音楽活動の他にCMナレーションなどの仕事も定期的に行っている。耳元でささやく様な優 しい歌声から張り上げた力強い歌声まで声の表情の広さ、叙情的な楽曲は多くの支持を得ている。


キクチリョウタ オフィシャルホームページ

http://ryotakikuchi.tumblr.com/


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