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空中メトロ――透明感を併せ持ったポップサウンド

空中メトロ――透明感を併せ持ったポップサウンド

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は「ゆるふわオルタナバンド」を自称する空中メトロの登場です。

写真左から、藤崎城介(Dr)、幸里紗子(Vo, Gt)、外山千華(Ba)、星衛一輝(Gt)


近年、10代や学生といった若いバンドが血気盛んだ。今回紹介する空中メトロも、メンバー全員が現役大学生。しかし彼らの音楽は、血気盛んというよりは“ゆるふわ”。独特の雰囲気を持ちつつもポップなその音楽に、中毒患者が続出中だ。 

 

空中メトロの結成は、2014年5月。現時点で結成から2年と、まだまだ歩み始めたばかりだ。しかしその経歴は華々しく、結成からたった4カ月で「残響祭10周年オーディション」の大阪公演最優秀賞を受賞。さらに2015年には「十代白書2015 頂上決戦」で準優勝し、現在も業界内で注目を集め続けているバンドなのだ。 

 

彼らの楽曲は、一聴するとどれもポップで、透明感にあふれている。それでいて、筋の通った強さがある。『最終列車は「♯」を乗せて』に収録された「ネズミーランド」は、自然に身体がリズムを取ってしまうような、楽しくて爽やかな楽曲。『「♭」ホームに消えた。』の「ワールドトワイライト」も、疾走感あふれる曲だ。エネルギーに満ちたサウンドは、一言で表すならば“青春”だろうか。どちらの曲にも共通しているのが、ヴォーカルの力。幸の声は可愛らしいけれど、芯がある。突き抜けるような強さを持った歌に、ついつい引き込まれていく。 

 







そんな空中メトロの最新曲は、8月17日に公開されたばかりの「DAREDESUKA? 」。MVに人気お笑いコンビ・サバンナの八木真澄を起用しているこの曲では、幸のふわふわとしたラップと、ベースが効きまくった間奏とのギャップが強烈だ。わたあめだと思って食べていたら、全く味わったことのない珍味が混じっていたかのような、言いようのない感覚。良い意味で地面に足がついていないような、不思議な楽曲だ。 

 





自ら「ゆるふわオルタナバンド」を名乗る空中メトロ。今作のALは残響レコードからリリースされた。まだまだアレンジや楽曲の幅を広げ続けていく彼らの今後に要注目である。


文・小島沙耶



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空中メトロ

2014年5月結成、現メンバー4人で大阪を中心に活動を始める。結成わずか4カ月後に「残響祭10周年オーディション大阪公演最優秀賞」を受賞し、梅田クラブクアトロ出演にて、会場を盛り上げ一気に知名度を上げる。2015年8月に発売された、1st ミニアルバム『最終列車は「♯」を乗せて』は、平均年齢19歳のバンドの自主制作盤に関わらず、クオリティの高さに驚かされメディアからのオファーも殺到。さらに2nd ミニアルバム『「♭」ホームに消えた。』では、プロデューサーに高野寛氏を迎え、今まで以上に楽曲のクオリティがあがり、総合的に見ても彼女達の魅力を大きく広げた。そしてJOIN ALIVEなどの大型フェスから、全国区のイベントにオファーが殺到。2016年、8月には1st フルアルバム『ワンダーランドの地図』をリリースした。


空中メトロ オフィシャルホームページ

http://kuutyuumetro.com/

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