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Sams――圧倒的な熱量を持つ4つの個性

Sams――圧倒的な熱量を持つ4つの個性

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は渋谷を拠点に活動を続けるSamsの登場です。


中学の同級生だったという大山信一(Vo, Gt)と橘潤(Dr)を中心とした前身バンドをもとに、2014年に現体制になったSams(サムズ)。彼らは、東京都内を中心に活動中だ。ゼロ年代のバンドの影響を受けたというサウンドは、イマドキの疾走感と確かな熱気を兼ね備えた実力派である。


彼らのコンセプトは「キメる歌モノ」。その言葉通り、粒の揃ったキメを誇りながらも、歌がとてもはっきり響くのがSamsの楽曲だ。「Exit」では、迫力あるギターのイントロとベースのスラップが合わさって空を裂く。一つひとつの楽器の音を際立たせつつ、4つの音が合わさってグルーヴが生まれていく。ファーストE.P.『code』に収録された「システムダウン」は、スピード感のあるドラムが印象的な楽曲だ。サイレンを思わすギターリフと、尖った声のヴォーカルが楽曲に鋭さを増す。




とにかく強力なサウンドだけれど、大山のよく通るハイトーン・ヴォイスも負けてはいない。大山の歌は、言葉をとても大切にしている。言葉も音も、それぞれを丁寧に届けるから、聴き手にしっかりと伝わる楽曲が出来上がるのだ。

ライヴ会場で無料配布していた「一月の街へ」(現在は配布終了)は、四つ打ちのリズムが気持ち良い1曲。シンプルな構成で進む楽曲の先、サビに入るとばっと景色が開ける。別れと始まり、そして約束を歌う詞も前向きに、聴き手の背中を押す。間奏では一瞬3拍子に変わるが、その瞬間のキメが圧巻だ。




「自分たちを見て震えてほしい」と話すSamsだが、その言葉は決して大言壮語ではない。 説得力のあるサウンドとともに訴えかける言葉は、音源以上にライヴで伝わってくる。渋谷club乙を中心に、月2~3本のペースでライヴを行っている彼ら。お近くにお越しの際は、その熱量を直に感じ取っていただきたい。

文・小島沙耶


Sams
大山信一(Vo, Gt)、廣田直紀(Gt)、須田和幸(Ba)、橘潤(Dr) 。中学の同級生である大山(Vo)と橘(Dr)が中心となり前身バンドを結成。 メンバーチェンジを経て、2014年4月現体制に。都内を中心に活動中。 

Samsオフィシャルホームページ

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