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ウタリ――男女ヴォーカルが織りなす世界

ウタリ――男女ヴォーカルが織りなす世界

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は千葉県柏市を拠点に、ジャンルに囚われない活動を続けるウタリの登場です。


ウタリは2015年、千葉県柏市にて結成。瑠奈(Vo, Gt)と中山真之介(Vo.Gt)の男女ツインヴォーカルが印象的な4ピースバンドだ。ジャンルに囚われない活動を行っており、特に2017年に入ってからは2月にSpecial Thanks、4月にBAND PASSPO☆、さらには7月に行われる結成2周年スリーマンの出演者としてFOUR GET ME A NOTSを招くなど、様々なアーティストとの共演を果たしている。

ウタリの最大の特徴は、上記の通りのツインヴォーカル。熱情をはらんだ中山の声と、あくまで透き通った瑠奈の声はある種、対照的な個性を持つ。それぞれのパートを歌っている時は、声が重なったときにどうなるか想像がつかない。しかし、2人の声が重なると不思議な奥行きが生まれる。





「SHINE」は、彼らの声を堪能するのに最適な1曲だ。吸い込まれそうな程に透明感を持ったギターに気に、2つの相反する声。色に例えるなら、瑠奈の声が寒色、中山の声が暖色だろうか。2つの色が重なり、新たな色が生まれると同時に、バンドサウンドも底知れぬ広がりを見せる。中盤のキーボードソロから徐々に音が厚くなっていく様子は必聴だ。





3rdシングル「ハロ」は、瑠奈の歌声のキュートな面が際立つ。サビでオクターヴのハモりが出てくるあたり、一般的に「男女ツインヴォーカル」と言った時に多くの人がイメージするのはこういった曲調だろうか。こちらの楽曲では、疾走感溢れるドラムにベース、それに終始エモーショナルに歌い上げるギターが印象的。中盤は、瑠奈とギターとがツインヴォーカルを執っているかのように聴こえるほど、叙情的なソロだ。終盤では、〈君のことずっと守れないけど きっと ずっと 消えない〉と歌う。祈りとも誓いともとれぬ歌詞が、じんわりと耳に残る。

7月23日に開催する自主企画「ウタリの歌祭り vol.3」をはじめ、精力的にライヴも行っているウタリ。正反対の男女ヴォーカルが織りなす世界を、ぜひ体感してみてほしい。

文・小島沙耶


瑠奈(Vo, Gt)、中山真之介(Vo.Gt)、SHAKE(Ba, Key, Vo)、萩原-Mark’n-拓也(Dr)。2015年7月、千葉県柏市にて、それぞれのバンドの解散を経て結成。千葉県や都内を中心に活動している男女ツインボーカルロックバンド。2016年にはCalamel、SORAMIMI、BAND-MAIDなどと共演。2017年2月にはSpecial Thanks、4月にBAND PASSPO☆と共演。また4月16日のウタリ自主企画「ウタリの歌祭り vol.2 ~上京編~」から3rdシングル「ハロ/夜明ケマエ」の販売を開始。7月には結成2周年スリーマンを実施。第一弾発表アーティストにはFOUR GET ME A NOTSがアナウンスされた。

「ウタリの歌祭り vol.3 〜3MAN SPECIAL〜」
with FOUR GET ME A NOTS / LYRA TUNE!(O.A) and more
7月23日(日)千葉・柏04
開場 / 17:00 開演 / 17:30
前売 ¥3,000 / 当日¥ 3,500

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