立石純子は鍵盤弾き語りシンガーソングライターだ。神奈川県の横浜で生まれ、同県の秦野という自然豊かな場所で育った、朗らかな笑顔が印象的な女性だ。MXTV、テレビ神奈川他にてグルメリポーター、ナレーター、タレントを務めるなど、幅広く活躍中の彼女。同年7月10日には渋谷WWWXでのワンマンライブも大成功に終わらせたばかり。そんな彼女が8月16日に3rdシングル「halation」を全国リリースする。彼女の魅力はなんだろうか。過去のMusic Videoから探った。


『もう一度』 Music Video


元恋人への想いを歌った切ないバラード。ピアノ、ストリングス、アコースティックギターというシンプルな編成で始まり、そこから徐々にリズムセクションの楽器が加わり、曲のムードを盛り上げていく。一聴して、彼女の芯のある透き通る歌声に驚かされた。とても説得力のある歌声だ。サビの上昇していくコード進行と、彼女の儚い歌声が聴き手の胸を締め付ける。


素晴らしい『仕掛け』があったので、少し音楽理論の話をさせて頂きたい。一般的な楽曲はキーのトニック音という、楽曲に「終わった感」を演出する音を最後に鳴らすものだが、本作ではあえてそれを鳴らしていない。トニック音に最も進行したくなる半音下の音(リーディングノート)で終わっているのである。こうすることで、楽曲に何処かまだ終わっていないような、収拾がついていない雰囲気が生まれる。この『仕掛け』が「元恋人への解決しない恋心」を見事に表現しているのだ。

『hug.』Music Video


「もう一度」からは一転、こちらはミディアムテンポの明るいポップスだ。『誰かと生きることはとても難しいけど 二人歩いた道の中に答えはきっとあるから』
と、恋人と過ごしてきた幸せな歳月が、彼女の柔らかい声で紡がれていく。こういった明るい楽曲にも彼女の声は相性抜群だ。基本的に表拍4分音符で鳴らされる鍵盤のコードは、楽曲にゆったりとした印象を与えている。とても聞かせ方を心得た伴奏だと感じる。『どんな未来でも怖くないよ 強くなれるんだ』と歌われた後は、転調感のある長目の間奏が続く。この間奏が未来に向かっていく雰囲気を演出し、今後も二人の関係がずっと続いていくことを感じさせてくれる。

上記の2曲だけでも彼女が「シンガー」「ソングライター」としての確かな実力者であることが十分に伺えた。そんな彼女の3rdシングル「halation」は8月16日発売だが、先駆けてライブ映像をyoutubeで視聴することができる。


『halation(LIVE)/立石純子』

 

本作は初のバンドサウンド、疾走感溢れるアップチューンとなったメッセージソングだ。観客を煽り笑顔で歌う彼女の姿は、何処までもエネルギッシュ。とても元気な気持ちになれそうなライブだ。スタジオ音源はライブ音源とはまた一味違うだろう。注目が高まる。9月6日より渋谷HMVでのインストアツアーも計画しているという彼女。是非、彼女の持つ笑顔とエネルギーに触れに行ってはいかがだろうか。


【New Release】




タイトル:halation

アーティスト:立石純子

発売日:2017年8月16日

価格 :1,111円(本体)+税

発売元:Three Color Records

販売元:スカイドッグエンタテインメ

ント


1,halation

2.カタオモイ

3,だけどいつか。


詳細情報:https://www.amazon.co.jp/dp/B0742QD71W


立石純子
神奈川県横浜市生まれ、秦野育ち、ピアノ弾き語りシンガーソングライター。元プリンセスプリンセス富田京子プロデュース・女子高生二人組ユニット「jenny(ジェイニー)」として高校3年生でCDデビュー。自然に囲まれて育った経験から生み出される音楽は、聴く人の心を優しく包み込み、そっと寄り添う透明感のある歌声と、メッセージ性のある楽曲、また本人のキャラクターとのギャップが魅力である。現在はCS旅チャンネル「日本一周駅弁グルメ旅」グルメリポーター、“Skier”・“ワンダーフォーゲル”アウトドアモデル等、タレントとしても幅広く活動中。

立石純子オフィシャルHP

http://junko-tateishi.com/


Twitter

https://twitter.com/tateishijunko