• muevo
  • muevo voice
オルタニカ ―― のびやかに、パステルカラーの音の粒が弾ける

オルタニカ ―― のびやかに、パステルカラーの音の粒が弾ける

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はメンバー全員で作詞作曲し、MV制作をも手がけるDIYバンド、オルタニカの登場です。



2010年から活動を始め、翌年イシバシバンドコンテストで優勝。その後路上ライブを年間100本行うなど着実に歩みを続けてきたバンド、オルタニカ。メンバーが療養していた期間も走り続けることを止めなかった彼ら。その姿勢は彼らの作る音楽性に通ずるものがある。強く、そして温かく聴く人を優しく包み込み、聴き手の行く先を照らして手を引いていってくれるようなのびやかで力強いボーカル、カラフルな音の粒が溢れだすかのようなメロディーが楽しい世界に引き込んでくれる。メンバー全員で協力して作詞作曲することで、彼ら自身も音を楽しみながら、色彩豊かな音楽を我々に届けてくれる。  



長崎ハウステンボスのCM楽曲 「アイリス」



オルタニカは間奏を非常に活かすバンドである。長めの間奏は曲に余裕と浮遊感を与え、聞き手は春の風に包まれたかのようにオルタニカの世界へと連れて行かれる。 特に「アイリス」はそれの最も表す曲だろう。「アイリス」はハウステンボスのCM曲として選ばれた曲だ。彼らが作る曲の持つ色彩は、ハウステンボスがもつ色々な景色のきらめきを聴覚から伝えるかのようでまさにぴったりだろう。曲名もアイリス=虹彩で、彼らの目を通してみた世界の輝きを曲に詰め込み聴き手に共有してくれているかのようだ。


「この空が鳴く前に」


「この空が鳴く前に」はバンドとしての彼らの魅力を伝えてくれる作品となっている。シンセでリードし、アクセントとして楽曲のカラーにするタイプの曲ではなく、各楽器のバランスが良くスタンドナンバーのようだ。なんとMVの演出も彼らが行っており、だからこそこんなにも温かみがあり、曲の世界を広げるのに貢献しているMVになっているのかと感心してしまう。この楽曲は「A Special Day」というフルアルバムに収録されており、その中の曲の一つとして、普通の日を特別な日として彩りたいんだというメッセージが詰められているように思えてならない。


日本テレビ系「PON!」2017年1月のエンディングテーマ「 七色の塔」


「七色の塔」は忘れかけていた童心がよみがえるナンバーである。音と歌詞の広がりが共鳴し合い楽曲に奥行きを与えている。

〈誰もが憧れるあの塔から見渡す景色〉〈必ず見に行こう〉というフレーズはまるで、いつかより大きなステージに立ち、応援してくれているファンにもその景色を見せようとしているかのようで、必ず実現してみせるという強い意志が窺える。年間100本路上ライブをし、オーディエンスの反応をダイレクトに肌で感じてきて、着実に力をつけている彼らだからこそ、ありがたみを噛みしめ、必ず見に行こうという言葉に説得性が増す。その経験があるからこそ偽善や、はったりで終わることがなく、彼らの歌詞には血が流れているのだと思う。


「TVミュージック」



そして、つい先日MVが公開された「TVミュージック」。シンセのフレッシュで跳ねる音のループに引き込まれ、思わず体を揺らしてしまう。曲に合ったコミカルな動き、メンバーが手作りして作った小道具には注目だ。 メンバーが演出、ストーリー展開を考え、なんと小道具まで自分たちで作り上げている。そのおかげで彼らが見せたかった曲の世界がMVにダイレクトに反映されているので是非視覚情報からも彼らの作品を味わってほしいと思う。今までのオルタニカよりも、大胆で遊び心があり、ダンサブルで、シンセの魅力を十分に詰め込んだ作品となっている。


この度そんな魅力が詰まった「TVミュージック」が…

シングルCDになってmuevoのクラウドファンディンサイトにて限定発売が決定!!

クラウドファンディング限定グッズや、オルタニカの日常や生態が垣間見える様々な特典あり!

詳細はこちら→ https://www.muevo.jp/campaigns/1341

 

【オルタニカ(altanica)】

メンバー全員東京出身の幼馴染。高校時代の前進バンドでの活動を経て、2010年「オルタニカ」として活動開始。生演奏をベースにエレクトリックなアナログシンセのサウンドをミックスした楽曲と、神谷(ボーカル)の伸びのある歌声が最大の特徴。メンバー全員が作詞作曲を手掛けていることも、バンドの特徴の1つである。

【Twitter】https://twitter.com/altanica04

【HP】http://altanica.com

カテゴリ一覧