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The Cheserasera ━━ ロックキッズからオトナ世代にまで響くセンチメンタルなギターロックは今も進化し続ける

The Cheserasera ━━ ロックキッズからオトナ世代にまで響くセンチメンタルなギターロックは今も進化し続ける

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は、幅広い世代の心に響くセンチメンタルミュージックを奏でるロックバンド、The Cheseraseraの登場です。


バンドの要である宍戸翼(Vo&Gt)と、西田裕作(Ba)、美代一貴(Dr)の3人で活動している彼らは、大学のサークル内で結成された前身バンドの活動を経て、2010年に現The Cheseraseraへ改名し、現在に至る。

2011年にはrockin'on主催の新人アーティストを応援するWEBコンテスト・RO69JACK COUNTDOWN JAPAN 11/12において入賞アーティスト16組に選出され、インディーズロックファンの注目を集めた。2013年に下北沢SHELTERで行われた自身初のワンマンライブでは、チケットソールドアウトさせるなど、一つずつ確実なステップアップを踏んでいった彼らは同年10月にタワーレコード限定としてファーストシングル『Drape』をリリース、翌年1月にはついに全国流通盤となるファーストミニアルバム『The Cheserasera』をリリースし、いよいよインディーズからメジャーへ移行する時が来た。 

その後も約半年ごとにミニアルバムとフルアルバムを交互にリリースし、コンスタントに音源制作とライブを重ねている。

センチメンタルなメロディに、現実と夢を交差させた歌詞が特徴的で、ダイレクトに心に響かせる力を持っている。彼らの音楽は身近な存在でもあり、導くように一歩先から手を伸ばしてくれるような存在でもある。そういった一面があるからこそ、彼らには幅広い年齢層のファンが多いのだろう。

更に、昨年発売されたアルバム『dry blues』では、ストレイテナーのホリエアツシ(Vo&Gt)やMy Hair is Badの椎木知仁(Vo&Gt)がコメントを寄せるなど、同じ音楽シーンに生きるアーティストからも賞賛されるほど、実力も実績もあるThe Cheserasera。

影響力のある音楽を持ち、順調な駆け上がりをしているはず。しかし、なぜもっと注目を浴びないのか?それが気がかりで仕方がない。 「“どうして売れないんだ?”と言われ続けてきた。」そう語る本人たち。楽曲やライブを観てもらえればその良さに感動する人も多いというが、そこに辿りつくまでが難しいという。

ならば、彼らの音楽をもっと全国へ、そして世界へ届けるしかない。 つい先日、会場限定EPが発売されたが、muevo初登場ということで、彼らの今までの音源をリリース順に振り返り、The Cheseraseraがもっと売れるべきバンドである理由と彼らの魅力について迫る。



●月と太陽の日々 




デビューアルバム『WHAT A WONDERFUL WORLD』に収録されているこちらの曲からご紹介。 叙情的なイントロが印象的だが、すぐに歌が始まるとがっつりアッパーなギターロックが掻き鳴らされる。詩的な言葉に愛を浮かべる宍戸のしゃがれた歌声は味わい深く、荒々しくありつつも優しく聴こえるところでは彼の愛するバンドでもあるGRAPEVINEの田中和将(Vo&Gt)を彷彿とさせる。

 サビではリズミカルになり、メリハリを効かせたロックミュージックに心が躍るようだ。がっつり鳴らすギターロックに、ティーンエイジのロック好きキッズたちは虜になるに違いない。 従来の邦楽ロックの良さを活かす彼らのハートフルな音楽を存分に味わうことができる一曲となっている。  



●賛美歌 




セカンドミニアルバム『YES』のトップナンバーである「賛美歌」はどうにも引き寄せられてしまうセンチメンタルな雰囲気が漂うナンバー。 前曲の情熱をひしひしと感じる一面とは違い、切なさや哀愁を映すメロディと昔となりゆく今を思う歌詞に胸がきゅっと締め付けられる。 この曲の歌詞を注目してほしい。理想と現実の狭間で、昔の出来事や今見える形のないものが胸に残り続けるのだと確信する歌詞は、主観的でもあり、俯瞰的でもある。 

10代の頃は目の前の形のあるもの、形になりゆくものを追うことに夢中だが、この歌詞が描くものは大人になってから強く感じるものだろう。 こういった部分が若い世代だけでなく、20代30代、またはその上のオトナ世代にも響く要因ではないだろうか。 



●Blues Driver 




3枚目のアルバムとなる『dry blues』のリード曲でもあるこの楽曲では、これまでの2曲からの成長を感じることができる。 

まず、彼らの得意なセンチメンタルな楽曲の世界観をより拡大している。奥行の深さ、切なくも心地よいグルーヴ、突き抜けるようなボーカル、アウトロにかけてぐんぐんと盛り上がっていく音楽的展開。すべての表現の幅が拡張され、彼らが描くイメージや世界が格段に広がっていることがわかるだろう。 

曲名に起用されたと思われる人気の高い定番エフェクター・BOSSのBlues Driverが歌詞にも、そしてMVにも登場するところもポイント。音楽好きとしては思わず反応してしまう。そういった彼らのこだわりにも注目して聴いてほしい。  



●最後の恋 




こちらは3月15日(木)に会場限定で発売されたCD「最後の恋 e.p.」に収録されているリード曲「最後の恋」だ。 

先日MVが公開され、話題となっている。 

ただただ純粋な愛が欲しい、そんな思いが込められた楽曲だ。疾走感のあるサウンドからは、がむしゃらに生きる主人公の姿が目に浮かぶ。


未来を追いかけるロックキッズから様々な経験をしたオトナ世代にまで響く歌詞と切なさに心が掴まれるセンチメンタルミュージック、そして日本語とメリハリある音楽。

それらを武器に今もさらに磨き、成長し続けるThe Cheseraseraの魅力が届いただろうか。

一世代だけではなく、幅広い世代に影響力を与えるであろう彼らの音楽は、今後のロックシーンを変えることができる力を秘めているだろう。だからこそ、彼らがもっと注目される未来がすぐそこに見える気がする。


最新作が会場限定でリリースされた。4月〜5月にかけて行われるリリースツアー他、現段階で6月まで全国各地、多数のイベント出演も発表されている。

是非会場に足を運んで作品を手にして欲しい。


【リリース情報】

2018年3月15日(木)発売

会場限定CD「最後の恋 e.p.」


[収録曲]

1. ビギナーズラック

2. 最後の恋

3. 夢を見ていた

4. 退屈

5. 物語はいつも

¥1,000- / TCSR-10002 / dry blues label


【イベント情報】

The Cheserasera 春の喧騒 2018 スリーマン Tour 

4 月06 日(金)名古屋HUCK FINN

w : WOMCADOLE / the quiet room 

4 月07 日(土)大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE

w : WOMCADOLE / the quiet room

4 月20 日(金)福岡 Queblick 

w : batta / 恒吉豊(OVER THE DOGS)

4 月22 日(日)広島 BACK BEAT

w : batta / 恒吉豊(OVER THE DOGS)

5 月20 日(日)仙台 Flying Son

w : ユアネス / Half time Old

5 月27 日(日)東京・新代田 FEVER

w : 後日発表


【HP】http://www.thecheserasera.com

【Twitter】@The_Cheserasera


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