1989年生まれ、静岡県出身のシンガーソングライター・中原くん。

コンスタントに作品リリースやライブを続けながら精力的に活動する彼の音楽は、キャッチーなメロディとシニカルな歌詞が合わさって不思議な魅力を放っている。

2017年11月にリリースされたセカンドアルバム「余りに駄目な僕を前にして君は」には、リード曲「君カノ」や活動初期からの代表曲「禁断少女」、その他アップテンポな曲からしっとりとしたバラードソングまで全10曲が収録されている。

そして、このアルバムを引っさげて、今年2月25日にはTSUTAYA O-Crestにて初めてバンドスタイルでのワンマンライブに挑戦した。 自分の歌声と言葉を着実に多くの人の心に響かせていく中原くん。 彼の音楽を通してその魅力に触れていこう。



●君カノ



前述したアルバムのリード曲でもある「君カノ」。ひたすらに明るいサウンドやメロディが印象的なのだが、対照的に歌われている歌詞は良い意味でろくでもないストーリー。どこのあっけらかんとした雰囲気こそが彼の最大の魅力だ。 ファンがエキストラを務めたドラマ仕立てのMVにも注目。コミカルな三角関係が描かれて、最初から最後まで見入ってしまう。 



●禁断少女




続いて紹介するのは、中原くんの最大の代表曲のひとつ「禁断少女」。過去のミニアルバムから最新アルバムまで収録されているこの曲は、ストレートでロックなメロディが鳴り響く耳に残るアップナンバーだ。少女の心の闇をあけすけな言葉で歌っており、ライブでも盛り上がること間違いなしのキラーチューン。 



●遺書




最後に紹介するのは、これまで紹介した2曲とは大きく印象の違うダウナーなバラード「遺書」。打ち込みサウンドを多用したアプローチにも挑戦したこの曲は突き刺ささるような歌詞が最大のウリ。真正面から心を揺さぶられるインパクトが感じられる彼の名曲だ。


アルバムリリース、大規模なワンマンライブと、アーティストとして快進撃が止まらない中原くん。それもすべて、キャッチーでシニカルで独特の味がある魅力的な彼の音楽があってこそのものだ。

確固たる個性を発揮した曲たちを携えて、彼がこれからどんな活躍を見せてくれるのか。公式HPやTwitter、YouTubeチャンネルをチェックして、その動向をこれからも追っていきたい。  


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