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井上緑 ━━ 感受性豊かな歌詞と澄み切った歌声を持つシンガーソングライター

井上緑 ━━ 感受性豊かな歌詞と澄み切った歌声を持つシンガーソングライター

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は実力派シンガーソングライター、井上緑の登場です。


アコースティック・ギターとその優しげな歌声を武器に活動するシンガーソングライター・井上緑。

Twitterで自身のオリジナル曲「バカップル死ね」を30秒動画で投稿し、投稿日にリツイート数8,000件、いいねは10,000件を越え、Twitterのトレンドに井上緑という名前がランクインするなど、SNSを通して彼の名が瞬く間に広がった。

カップルへの嫌悪むきだしの歌詞と、”死ね”など直接的な言葉を使うにも関わらず、その実力ある歌声は澄み渡るほどきれいな低音を揺らし、優しく甘く零れ落ちるのだ。このギャップが話題を呼んだ要因でもあり、彼をもっと知りたくなるキッカケとなった。 2015 年には自身初のアルバム『弱さ。』をリリースし、翌年にはツアーファイナルとなして東京・TSUTAYA O-Crestで初のワンマンライブを開催。満員御礼でツアーを完遂。

昨年、2016年にはセカンドアルバム『すべては現在にある』をタワーレコード限定で全国流通リリースし、その後のライブではチケット即完売を叩き出すなど確実にファンを獲得し続ける井上緑。

4月4日にセカンドミニアルバム「たからもの」をリリースした注目すべき実力派シンガーソングライター・井上緑をご紹介したいと思う。



●井上緑 - 前夜(Official Music Video) 




まずはファーストアルバム『弱さ。』のリードナンバーのこちらから。 

BUMP OF CHICKENの藤原基央(Vo&Gt)を彷彿とさせるビブラートと掠れ声はとても甘く響き、やわらかな空気をまとい心に溶けていくような優しい歌声はRADWINPSの野田洋二郎と通ずるだろう。 

声を裏返しながら「星に願いを」と強く歌いだす後半の溢れ出るエネルギーをひしひしと感じ、前半の大人しく諦めたような憂いを含む歌声から一変し、迷いと希望を心から叫ぶように歌い上げる展開に心を揺さぶられる。 

大人になってゆくことへの否定からその瞬間を迎え入れ、次に進んでいこうとする革命前夜を歌った歌詞に共感を覚えつつも、勇気をもらえるだろう。ぜひ歌詞を辿りながら聴いてほしい。 



●井上緑「いまだけは。」(弾き語り動画) 




続いてはセカンドアルバム『すべては現在にある』に収録されているとびきり切ないナンバーである「いまだけは。」で、彼の声をじっくりと味わってほしい。 井上の歌声とアコースティックギターのみの弾き語りなので彼のトレードマークである奥深い歌声を堪能しつつ、悲しい恋心を映したこの楽曲をよりリアルに感じることができる。 

愛している相手が悩み涙を流すのが自分ではないことのやるせない気持ち、この時間だけは君は僕のものだと言い聞かせて愛を保つ歌詞が、涙を誘うほど切ない。 縋り付くように願いたい。でも理想と違う現実を受け止めなければいけない。でもあなたを愛したい。そういった感情の揺れが声として、随所に散りばめられており、まるでその心情が痛いほど伝わってくるよう。 

しかし、最後まで満ち溢れる愛を描いているところもこの楽曲の魅力のひとつ。 

アコースティックの優しい音色がその愛を助長させ、あたたかな心を見せたまま終わりを迎えるところにも心惹かれるものがある。 

形のない感情を音と声を通して、音楽に閉じ込める。その音楽を聴くと、実体験したような気持ちになりより身近なものとして感じ、彼の世界に心のままトリップできる。そうやって色んな景色を見せてくれるのも、井上緑の力である。 



●井上緑「売れないミュージシャンのうた」(すべてはココにある TOUR 2016-17 LIVE DVD収録) 




次にご紹介するのは、ライブ映像を収めた『すべてはココにある TOUR 2016-17 LIVE DVD』に収録されている「売れないミュージシャンのうた」。 

前述の2曲と違い、アップテンポな曲調でさっきまでの印象と違い、エネルギッシュなパフォーマンスとパワーのあるボーカルが重なりハートフルな楽曲に仕上がっている。 

売れないミュージシャンから恋人への歌ではあるが、最後の「だからもうちょっと待っててね」という歌詞には井上からリスナーへ向けた思いとも受け取れる。 もっと大きいステージに立つその瞬間を、あなたたちに見せてあげるからね。まるでそう言うかのようにしっかりと最後のフレーズを歌い上げるところにも、彼の高みへ挑む姿勢を感じることができる。 



●井上緑「行方」(Music Video) 




こちらは先日公開されたMV「行方」。4月4日(水)にリリースされた2nd mini ALBUM『たからもの』に収録されている楽曲だ。 

柔らかいアコースティックギターの音色に、彼の心地よい歌声がのる。静かな夜道を歩きながらゆっくりと音に浸りたくなるようなバラード曲だ。 


また、彼のライブパフォーマンスは一つの音楽でもバリエーション豊富だという。ライブなど披露する時々で、同じ曲でも違った雰囲気を楽しめるようだ。 

nanoha project.や井上緑個人のYoutubeアカウントから数々のライブ映像が公開されているので、ぜひ合わせてチェックしてみてほしい。

そして、もっと知りたい方にはぜひライブを観て直に違いを楽しんでもらいたい。 

感受性豊かな歌詞と澄み切った歌声、そして確かな実力。それらをアコースティックギターに乗せて、彼は音楽を世界へ発信し続ける。 

冒頭でお伝えした通り、4月4日には2nd mini ALBUM『たからもの』がリリースされ、それに伴う全国ツアーが開催される。 


ここで紹介したもの以外にもライブ映像を含め多数の動画が公開されているので、ぜひ予習して、井上緑のライブへ足を運び盛大に楽しんでほしい。 

この記事がそのきっかけになることを、筆者は心から願っている。 


【HP】http://nanoha-project.com/inoue-ryoku/

【Twitter】https://twitter.com/ryokkun_ryokkun


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