大阪府枚方市出身のシンガーソングライター・大柴広己は、幅広い分野で活躍を続けるミュージシャンだ。
その通称は「旅するシンガーソングライター」。その名の通り、ギター一本を抱えて日本中を巡って歌うスタイルで知られてきた。現在は東京を拠点に、「シンガーソングライター」であることに強くこだわりをもって活動している。
弾き語りスタイルの活動の一方で、ニコニコ動画などで自身のニックネームでもある「もじゃ」名義でも活躍。「さよならミッドナイト」「聖槍爆裂ボーイ」などの投稿作品で広く知られており、ボカロPや歌い手などのシーンの中でも存在感を見せてきた。
また、近年はミュージシャンによるレーベル「ZOOLOGICAL」を立ち上げてディレクター・プロデューサーとしても実績を重ねてきた。サッポロビール「箱根駅伝」やAEON「麦の恵み」などCMソングを手がけ、ダンスボーカルユニットDa-iCEのシングルに作詞家として参加するなど、ますます活躍の場を広げている。
さらに、2014年からはシンガーソングライターによるマイク一本の弾き語りフェス「SSW」を主催。「シンガーソングライターのシーンを作る」という想いを掲げて躍進中だ。
その根底にはシンガーソングライターという活動スタイルをひとつの「企業運営」のように捉えるスタンスがあるそうで、現代社会の中で音楽を生業に生きていくことそのものを「音楽活動」とする考えがある。クリエイター・プロデューサーとしてさまざまなかたちで活動して「小さな椅子」を並べる生き方によって、次世代ミュージシャンの生き方のロールモデルを体現している。


・大柴広己 MV 「さよならミッドナイト」 

大柴広己の代表曲のひとつ「さよならミッドナイト」は、ある恋人の最後の夜と別れの朝を、赤裸々な情景描写で歌ったミディアムナンバーだ。
歌詞の中で語られる二人の思い出や何気ない会話は飾り気のない素朴な表現に満ちていて、だからこそ誰もがその心情をスッと飲み込めるキャッチーさがある。後悔や葛藤、甘い思い出を振り切って切ない第一歩を踏み出す「僕」の、苦しくも優しい感情がひしひしと感じられる名曲だ。


・大柴広己 MV 「雪の降る街」 

こちらも大柴広己の人気曲として知られる「雪の降る街」。彼の音楽の最大の魅力である、リアルな情景が浮かぶ詞世界とハスキーで独特な歌声が前面に押し出されたピアノバラードに仕上がっている。
静謐な雪景色が浮かぶ歌詞のストーリーの中で、どこか温かく人間味に満ちた心情表現からは確かな体温が伝わってくる。センチメンタルでノスタルジックで、心を揺さぶりながらもメロディアスに聴かせてくれるナンバーだ。



アーティストとして確かな表現力と個性を見せ、一方でプロの音楽家としての新しい生き方も追及してきた大柴広己。その独特の活動スタイルは、リスナーはもちろん他のミュージシャンからも話題を集めている。
弾き語りフェス「SSW」など、音楽界・シンガーソングライターシーンそのものを活気づける活動でますます注目される彼のさらなる活躍に、これからも要注目だ。


【公式HP】https://oshibab.wixsite.com/oshibahiroki


【Twitter】https://twitter.com/oshibahiroki


【イベント情報】
11/4 mon. 東京お台場Zepp Diver City
大柴広己 presents「SSW19 - EAST -」
supported by Zepp DiverCity × 日本工学院八王子専門学校ミュージックカレッジ
開場 12:30/開演 13:30( O.G 13:00 START )
料金 4,000円 (D別)


11/9 sat. 大阪城野外音楽堂  

大柴広己 presents「SSW19 - WEST -」
supported by Zepp DiverCity
開場 12:30/開演 13:30( O.G 13:00 START )
料金 3,000円
https://www.ssw-web.com