人々の憂愁に寄り添うジャンルレスソロミュージシャン、恩田海OndaSea(おんだうみ/英名:OndaSea)。

2020年にソロミュージシャンとして活動を開始した恩田海は、現在は都内を中心に活動を展開中。

5月には自身初の作品となる5曲入りe.p.「Eノ島 ep」をリリースし、

7月にはそのリリース記念で無観客配信ワンマンレコ発ライブを開催し、盛況で終えた。


さらに同年8月と9月には2ヶ月連続シングル「ニューヒューマン」「スコール/窓を開けたら」を発表するなど、

ハイペースな活動を展開。

2021年6月26日には2枚目のEP「floating by you」を発売し、さらにその音楽表現を広げている。


その他にも、自身がオーナーを務めるクラゲグッズ専門セレクトショップ「melly velly jelly」を運営するなど

多方面で活躍している恩田海OndaSea。

インターネット上からライブシーンまで、着実に存在感を高めているアーティストだ。




・恩田海OndaSea『ダウンライト』"downlight"【Official Music Video】



2nd EP「floating by you」よりMVが公開された「ダウンライト」は、自身の得意とするアンビエントな表現をポップスに取り入れ、

キャッチーかつノスタルジックな世界観を生み出しているナンバー。

どこか寂しげな空気感が哀愁を感じさせながらも、その静謐さの中にエモーショナルな体温も伝えてくれる。
MVは自身の地元・荒川区の風景からスタートしていて、音楽とマッチした夜の街並みに注目だ。



・恩田海OndaSea『ジェリーフィッシュガール』"jellyfish girl"【Official Music Video】



ソロアーティストとして活動を始めた2020年1月に、自身初のMVとして公開された「ジェリーフィッシュガール」。

これから活動していく中で、表現の指針となるように作った一曲だというこの曲は、

リバーブ感が強くドリーミーなサウンドが、心地よい浮遊感を伝えてくれる。

曲の歌詞で描かれているのは、クラゲになりたい少女と、その少女のことが好きな人の物語。

どこか幻想的な音楽世界に聴き入ってほしい。



・恩田海OndaSea『東京vibes』"Tokyo vibes"【Official Music Video】



現時点での最新楽曲で、2nd EP「floating by you」にも収録されている「東京vibes」。

インストゥルメンタル楽曲としてサウンドメイクや曲構成・展開で魅せる作品になっていて、

クリエイターとしての恩田海OndaSeaの表現力やテクニックをよりダイレクトに体感できる一曲に仕上がっている。


「コロナ禍の東京の空気感を楽曲の中で伝えたい」という思いで制作したそうで、

MVは「ダウンライト」でも映像制作を手がけたSeptember(セプテン)のNaoto氏が撮影・編集し、

南千住〜スカイツリー〜豊洲〜渋谷と東京のさまざまな場面をダイナミックな演出で映し出している。


格差や理不尽があふれる現状の中で、それでもいつか明るい方向に進めるのではないか、

というメッセージが込められているという。今だからこそより響くものがある楽曲として必聴だ。




今後はオンライン上での積極的な音源・動画の発信やブランドなど、

各分野とのコラボレーションを推進していく予定だという恩田海OndaSea。

特にTikTokとYoutubeに力を入れ、支持を広げていきたいと考えているそうだ。


音楽表現面での目標としては「自分自身の生態を暴いていきたい」と探求心を語っている彼。

フルアルバムの制作やバンド編成でのライブなど新しい活動計画も進めているそうなので、

恩田海OndaSeaのさらなる活躍に今から要注目だ。