変幻自在大阪発ポップスバンド、ミライト。メンバーはVo.MISAKIとKey.ARUNEの両名。ヴォーカルMISAKIの力強く、時に優しいまっすぐな歌声と、キーボードARUNEの耳に差し込むフレーズと柔らかい声、そして耳に残るメロディーに暖かいMISAKIの歌詞が心を掴む。


元々は『Mr*Daisy』という名前で活動を展開。その後、私達に関わる全ての方に『未来に光を、、、』という願いを込めて現在のバンド名へと改名。以降も、バンドスタイル、アコースティックスタイルと、ライブの頻度月4~5本と、活発に活動中。


拠点は大阪で、心斎橋 CLAPPERをホームとしているが、名古屋と東京でもほぼ必ず月1回ペースでライブ出演。全国にファンベースを増やしている。



・ミライト 『ヒカリ』



「ホームのライブハウス心斎橋 CLAPPERが移転したことがベースとなっている曲。馴染み深かった場所が無くなることへの寂しさに対して、自分たちにできることは歌にすることだけだと思い、その想いを込めて制作した」という1曲『ヒカリ』。


「Aメロ・Bメロ・サビ……と、パートごとに切り替わって展開していく部分を意識的に強調。何度も編集をし直し、歌詞も練りに練って、自分たちで徹底的にこだわった。Cメロがポイント。静かなパートにすることによって際立たせている」と話す同曲。


振り返るように優しく展開されるAメロ、ぐっと力強さを増していくBメロ、そしてキャッチーでありながら切なさが溢れるサビと、メロディー展開だけ見てもストーリー性があり、さらにサウンド展開的にも彩り豊かに描かれているので、歌詞・描写の中にしっかりと入り込んで聴くことが出来る。


きっと誰もが自分に当てはめながら聴ける1曲だ。そして切なさや愛しさ、力強さに溢れていく。


・ミライト『ホットショコラ』



「Aメロの最初のほうに伝えたいメッセージが詰まっている。コロナ禍の真っ只中にできた曲で、活動ができない状況で、何もできないちっぽけな気持ちになり沈んでしまっていた。ある意味、その時期にはみんなが同じような気持ちになっていたと思う。そんな思いを曲にしようと思った。同じような気持ちの人たちが、この曲を聴いてちょっとでも救われたらいいという願いを込めた」と話す楽曲『ホットショコラ』。


≪疲れたら甘いものが食べたくなるように 心を癒す歌があればちょっと頑張れる≫という歌い出しから、≪冷え切った世界の心をそっと溶かすような歌を歌いたい あなたの為に ホットショコラみたいな≫というフレーズに続く同曲。


その言葉に込められた想いだけでも、心がどこか軽くなる気がする。感情たっぷりの歌声や、琴線に触れるメロディーラインは、そんな言葉たちをより深く刺さるものにしているといえるだろう。


そんな同曲のMV撮影場所は、枚方の蔦屋書店。


「ここで撮りたいとオファーしてみたら意外にもOKに。結果的に、ここで撮影した初めてのインディーズ・アーティストとなった。ストーリー展開を意識して、いろんな場面・いろんな場所で撮影を行った」と裏話を明かしてくれたMVもまた、コントラストがはっきりしていて、入り込んで見られる仕様になっているので、要注目。




「目標は武道館ソールドアウト。また、Mステなど歌番組に出演して、お茶の間にアピールできるアーティストになりたい」という彼女たち。


「ライブを観てくれた方が、癒やされるとよく言ってくれる。泣いてくれる人もとても多い。そんな人がもっと増えてくれたらいいなと思っている。がんばれと応援するよりも、悲しみに寄り添っていけるような曲を作っていきたい。ライブには是非とも足を運んでもらいたい。ライブこそが自分たちの魅力。生で伝えたときに心に響く歌詞とメロディーを心がけている」との言葉からも分かるように、ライブへの熱量も高い。


まずは是非、直接、その音と歌を浴びに行っていただきたい。きっと、心に残るものを持って帰ることが出来るはずだ。


【ピックアップライブ情報】


ONE MAN LIVE情報

2023.12.23(土) 心斎橋CLAPPER (バンドセット)

2024.02.24(土) 名古屋sunset BLUE (アコースティックセット)