千葉県は佐倉市出身のロックバンド、Halo at 四畳半。

佐倉高校に通っていたVo.Gt.「渡井翔汰」とBa.Cho.「白井將人」が組んでいた前身バンドを経て、元々前身バンドのファンだったという、同高校の1学年下のGt.Cho.「齋木孝平」、別の高校に通っていて地域のリハスタで出会ったというDr.Cho.「片山僚」が加入し、結成された。
一風変わったバンド名の由来は、銀河の外側に広がる球状のもの”Halo”と、それと相反するといえる生々しさの象徴としての言葉“四畳半”だ。想像のスケールを超えるものと生々しさの両方を感じられるバンド名は、このバンドがそんな2つの存在の間に位置するバンドであることを示している。
佐倉出身というのは、バンドの一つのアイデンティティー。今でもMCで佐倉という名前を多々出すし、自身たちも“ねごと”や“バンプオブチキン”などを輩出した同地域を誇りに思っている。また楽曲の中にも「佐倉のバンドっぽいな」と感じる部分があるというから、佐倉というのは間違いなくHalo at 四畳半を構成する要素の一つだ。
2018年10月27日、メジャー1stフルアルバムである「swanflight」を発売。2018年12月から2019年2月にかけて、全国9か所を回るワンマンツアーも開催した。2019年7月にはZepp DiverCity TOKYOにてワンマンライブも開催するなど、ここ数年着々と実績を重ねてきた彼ら。2020年1月29日に満を持してメジャー2ndフルアルバム「ANATOMIES」をリリース。2月からは全国9カ所でのワンマンツアー「無垢なる祈りの宿し方」を開催するなど、2020年に入ってますます勢いに乗っている。




・Halo at 四畳半 – リバース・デイ 




1stミニアルバム「APOGEE」の1曲目に収録されているこの曲。1stミニアルバムの1曲目ということもあって代表曲の一つといえる人気曲となっている。 

Halo at 四畳半自体の特徴の一つともいえるが、この楽曲でもリードギターがとにかく単音のフレーズを引き倒す。AメロBメロだけではなく、サビに入ってもそれは変わらず、手数の多いフレーズを聞かせてくれる。一般的にはサビではリードギターもジャーンと鳴らしてくることが多いが、この楽曲では1回目のサビでも単音のフレーズを引き続ける。そしてサビ終わりで、突然ジャーンと鳴らすのだ。そんな序盤の構成の面白さに耳を奪われる楽曲だ。
以降は疾走感のあるサウンドを響かせ、ぐっと気持ちを盛り上げてくれる。




・Halo at 四畳半 – イノセント・プレイ 




メジャー2ndフルアルバム「ANATOMIES」の1曲目に収録されているこの楽曲。幕開けを告げるにふさわしく、ぐっと視界が広がる雰囲気を持った楽曲となっている。イントロレスでいきなり歌から始まるという展開だが、その後ろでシンフォニックな雰囲気のサウンドがささやかに世界を彩る。そしてそこにバンドサウンドが入ってくる際、一気に視界が広がるのだ。 

また、そんなふうにバンドサウンドで音が広がることもあれば、シンフォニックなサウンドだけで視界が広がることもある。しっかりなっていたバンドサウンドから、突然にシンフォニックな広い空間に落とし込まれるので、サウンドの緩急でハッとさせられるだろう。
そしてこの楽曲でも、例によってサビの後ろでリードギターが歌うような単音フレーズを響かせる。サビのメロディーは極めてポップで、王道な雰囲気を放つ日本のロックサウンドだ。それを邪魔しないようにしつつも動き回るギターは、ギターロック好きにはたまらないはずだ。




・Halo at 四畳半 – 蘇生 




同じく2ndフルアルバム「ANATOMIES」に収録されているこの楽曲。先の「イノセント・プレイ」は1曲目だったが、こちらの「蘇生」はアルバムの最後の曲となっている。 

アルバムの最後の曲にふさわしく、蘇生には強い余韻を感じる。楽曲のテンポもスローで、バラード的。サウンドも序盤から終始抑えられている。しかしそのまま抑えられたまま終わるわけではない。歪んだギターが一気に流れ込んできて、まるで感情が爆発するようにサウンドも爆発するのだ。そんなサウンドによって聞いているこちらの感情も刺激され、なんともいえないセンチメンタルな気分にさせられる。だからこそ、強い余韻を感じるのだろう。
ラスト、シューゲイザーのような音の洪水に巻き込まれている間、リピートでもう一度この曲を聴きたくなるはずだ。



最新アルバム「ANATOMIES」にはこれまでのHalo at 四畳半らしくない音も入っていたが、ファンにはそれも受け入れられてきた。それを今後はもっと自由にしたい、見えてきた音楽性を壊していきたいという彼ら。 

そして今後バンドとしては、お客さんにも身近にいるバンドにも夢を見せていくのがテーマだという。「要領よく、頭よく、やり方を工夫してそういう夢を見せるのではなく、ただ実直にやることで、そういう夢を見せていきたい。良い音楽を作り、良いライブをして、大きなところで演奏をするようになっていき、いろいろなところで音楽を聴いてもらえるバンドになりたい。」という彼らの今後には、ますます期待がかかる。




【HP】http://haloat4johan.com/


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【リリース情報】


Major 2nd Full Album
「ANATOMIES」(アナトミーズ)
2020.1.29 RELEASE
COCP-41004 ¥3,000+税
01.イノセント・プレイ
02.ナラク*NHK Eテレ「ラディアン」第2シリーズオープニングテーマ
03.クレイドル
04.Ghost Apple
05.百鬼夜行
06.レプリカ
07.月と獣
08.疾走
09.アンチ・グラヴィティーズ
10.花飾りのうた*BSテレ東 真夜中ドラマ「江戸前の旬season2」主題歌
11.ヘヴン
12.蘇生


本作のリード・トラックとなる「イノセント・プレイ」、そして「蘇生」の2曲には、amazarashi等のプロデュースを手掛けている出羽良彰がプロデューサーとして参加している。 


【ライブ情報】 

■Halo at 四畳半ワンマンツアー2020
 “無垢なる祈りの宿し方”
2020/2/22(土) 札幌 cube garden
2020/2/29(土) 高松DIME
2020/3/7(土) 広島SECOND CRUTCH
2020/3/8(日) 福岡BEAT STATION
2020/3/14(土) 仙台MACANA
2020/3/15(日) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
2020/3/22(日) 大阪 BIGCAT
2020/3/29(日) 名古屋 CLUB QUATTRO
2020/4/25(土) Zepp DiverCity(TOKYO)


【チケット情報】 

〈イープラス〉https://eplus.jp/haloat4/

〈ローソン〉https://l-tike.com/haloatyojohan

〈ぴあ〉https://w.pia.jp/t/haloat4johan-pr/

〈LINE〉https://ticket.line.me/events/3822/