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SLEEP GOAT CITY――激しさの中に潜む「祈り」

SLEEP GOAT CITY――激しさの中に潜む「祈り」

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は3カ国語ヴォーカルを駆使するラウドロックバンド、SLEEP GOAT CITYの登場です。


邦楽ロックシーンにおいて、日本語と英語を駆使して歌うアーティストは数多くいる。では、3カ国語を操るバンドを知っているだろうか? 3つの言葉で構成された楽曲はどのような響きを持つか、想像できるだろうか。今回紹介するSLEEP GOAT CITYは、これらの疑問に答える存在だ。彼らは、日本語、英語、ロシア語の3カ国語を使い分けるラウドロック・バンドなのである。


空を切り裂くようなギターに、鋭くリズムを刻むドラム、重厚なベース。どこか無機質な冷たさを持つラウドなサウンドに乗せられるヴォーカル・PASHA(パーシャ)の歌声は、意外な程に澄んだハイトーン・ヴォイスだ。3月27日にリリースされるファースト・ミニアルバムの収録曲「Until Dawn」は、〈意地でも叶えたいから 響け 届け 響け 届け〉という一節が強く耳に残る。




日本で生活していると、ロシア語に触れる機会はそう多くない。彼らの曲に出てくるロシア語は、我々の耳にはあまり馴染みのない音を持つ。だから言葉というよりは楽器のように、一つの音として響く。しかし言葉自体は分からなくとも、その意図するところは音楽がしっかり伝えているように感じた。例えば「Until Dawn」の中盤で叫ばれる“молитва”(マリートヴァ)という言葉が意味するのは“祈り”。緻密に織り成された音と強い想いのこもった声は、たしかに祈りを捧げているように聴こえる。

SLEEP GOAT CITYは、2015年には渋谷O-WESTにて大関東ギターエロスに出場。翌年8月にはFABLED NUMBERリリースツアーの熊谷Heaven's Rock公演にオープニング・アクトとして出演し、AIR SWELLやa crowd of revellionとの共演も果たしている。ライブや制作活動を精力的に行っている彼らの目標は、「楽曲ジャンルを超えたバンドになる」ことだという。3カ国語の響きを操り、ラウドかつ繊細なサウンドを創り出すSLEEP GOAT CITY、ぜひ覚えておいていただきたい。

SLEEP GOAT CITY pre.『PCIS』
3月27日(月)Shibuya Milkyway
open 18:00start 18:30
前売り¥2,500(Drink別)当日¥3,000
act
SLEEP GOAT CITY
Freak O' Fate
PooRush
ACCELELAND
Demo'nA'ctual

チケット予約フォーム

文・小島沙耶


SLEEP GOAT CITY
​PASHA(Vo)、Hikaru(Gt)、Sato(Ba)、サネ(sprt Dr)。平均年齢21歳。2015年度大関東ギターエロス@渋谷O-WEST出場。 2016年8月、FABLED NUMBERリリースツアー@熊谷Heavens'Rockにてオープニング・アクト出演、AIRSWELL、a crowd of rebellionとの共演を果たす。2017年3月、1st mini album『time limit』のリリースが決定。



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