3人組ロックバンド、POOL ICE MOON。 

前身バンドのソレチュウよりVo.『藤川架月』、Ba.『餅』を中心に、Gt.『おかも』、FERN PLANETなどのサポートで活動していたDr.『大津資盛』が加入。2019年の4・5月頃からスタジオに入り始め、2020年1月24日の初ライブ・自主企画『レーヴェンの一部』より本格的な活動をスタートさせた。

その後2020年3月にBa.の餅が脱退。以降はサポートBa.山口メイ子と共に活動を展開している。3月末よりDr.大津がプレイヤーとしても活動していく為上京。

サウンド的にはVo.藤川のエモーショナルな歌声と淡い色味ながら輪郭のはっきりしたバンドサウンドが特徴。現在バンドは関西中心に活動しており、今後は東京や各地で活動を広めていく方針となっている。




・ラスター 




2020年1月にリリースした1stシングル『ラスター/kikyu』に収録されている1曲。 

疾走感のあるリズム隊、切れ味鋭くメロディックなフレーズを鳴らしていくギター、例によってエモーショナルなVo.藤川の歌声。様々な魅力によって、多くのオルタナティブロック好きのど真ん中に刺さるであろう1曲。特にギターフレーズは、ギターを弾いている人であれば思わず弾いていたいと思うはず。

メロディーラインのキャッチーさもポイントの一つ。耳に残るメロディーラインで、かといってポップにより過ぎない絶妙なバランスで鳴らされる。

そんな、彼らの魅力がぎゅっと詰まった、ある種の自己紹介的楽曲だ。




・kikyu 




同じく2020年1月にリリースした1stシングル『ラスター/kikyu』に収録されている1曲。 

より淡い色味で描き出されるこの楽曲は、『ラスター』とはまた違った彼らの魅力を感じることが出来る。基本的にサウンドは控えめで、主に歌声とメロディーラインを支えるようなサウンド。サビでも轟音で引きずり込むというよりは、駆け抜けていくようなギターフレーズと芳醇な歪みのギターによってじわじわと包み込む。

ともすればシューゲイザー的な轟音でまとめてしまってもおかしくない楽曲だが、じわじわと包み込むそのサウンド感に、気が付けば虜になっているだろう。後半、ぐっと激しくなっていって締めるのもまた、たまらない。



まだまだ活動を始めたばかりだといえる彼ら。これからどんなバンドになっていきたいか尋ねてみると「すれ違った人のイヤホンの中で自分達の音楽が流れている。そんな当たり前の日々に彩りを添えられる様なバンドになりたいです。いずれは大きな所で音楽を届けたいという思いはありますが、誰もが日常の中で、生活の一部の様な感覚で僕達の曲を聴いている。そんなポピュラーなバンドで在れたらなと思います」と話してくれた。 

その音楽はまさに誰かの当たり前の日常を淡く染め上げてくれるものだ。今後もっと広く聴かれるようになるであろうPOOL ICE MOONというバンドの名前は、憶えておいて損はない。

最近ミニアルバム用に6曲ほどレコーディングを終え、できれば「そのツアーで東名阪を回れたら」とも考えているとのこと。期待して続報を待っていこう。




【Twitter】 

https://twitter.com/POOLICEMOON?s=20



【リリース情報】 



2020/01/24 リリース

1st Single『ラスター/kikyu』


1.ラスター

2. kikyu