ニューミュージック、歌謡ポップス、ロックステディなど多彩なジャンルの要素を織り交ぜたどこか懐かしいサウンドと甘くなめらかなメロディ、淡い詞世界で、独自のグッドミュージックを描き出すバンド、阿佐ヶ谷ロマンティクス。

メンバーは有坂朋恵(Vo)、貴志朋矢(Gt.)、堀智史(Key)、古谷理恵(Dr)、本間玲(Ba)の5人。2014年の春に結成された彼らは、その年の「りんご音楽祭」に出演を果たすなど早くからコアな音楽ファンの間で話題に。「BAYCAMP2015」や「下北沢にて'15」、「FUJI ROCK FESTIVAL'18 ROOKIE A GO-GO」といった人気フェス/サーキットイベントに立て続けに出演して注目を集めてきた。
また、作品発表の面でも精力的に活動しており、2014年12月のセルフタイトルの1st Mini Album「阿佐ヶ谷ロマンティクス」をはじめ、シングル「春は遠く 夕焼けに/後ろ姿」やアルバム「街の色」「灯がともる頃には」などコンスタントにリリースを重ねている。
普遍的で歌心あふれる楽曲と、多彩な音色で魅せるアンサンブルによって、邦楽シーンで存在感を高めているアーティストだ。


・阿佐ヶ谷ロマンティクス - 所縁 (Official Music Video)

1st Full Album「街の色」のリード曲となった「所縁」は、グルーヴィーなリズム隊とクリーンカッティングやブラスサウンドなど幅広いアプローチを含むサウンド、その中に流れゆくボーカルメロディが一体になったナンバーだ。
歌詞が見せるノスタルジックな情景とロマンティックなアンサンブルが合わさって、心の中に眠る郷愁をくすぐる一曲に仕上がっている。
その個性を存分に感じさせてくれる代表曲として、まず聴いてみてほしい。


・阿佐ヶ谷ロマンティクス - 春は遠く夕焼けに(Official Music Video)

シングルとしてリリースされた「春は遠く夕焼けに」は、メンバー自身も「阿佐ヶ谷のロマンティクスの魅力が凝縮された一曲」と評する名曲だ。
緩急豊かなグルーヴ感の中で紡がれるストーリーが懐かしい景色を見せ、ここぞという場面で挟まれる印象的なフルートのフレーズがアクセントとなって切なさを際立たせる。
終盤のCメロから大サビ、アウトロにかけての盛り上がりも見どころで、聴き手それぞれの記憶の中にある「あの日あの場所で観た夕焼け」を思い出させる高揚感が淡いインパクトを生むナンバーだ。



ノスタルジックで切なくてロマンティックなグッドミュージックを鳴らし続け、着実に注目度を高めてきた阿佐ヶ谷ロマンティクス。2019年12月11日には配信シングル「独り言」のリリースも予定するなど、さらなる新展開を控えていて期待が高まる。
ますます躍進していく阿佐ヶ谷ロマンティクスがこれからどんな情景を見せ、どんなストーリーを描いてくれるのか、ますます目が離せない。


【公式HP】https://asagayaromantics.weebly.com/


【Twitter】https://twitter.com/asagaya_roman