言わずと知れた超実力派シンガーソングライター、米倉利紀。1992年のデビュー以来、その類まれな歌唱力で多彩なアプローチの楽曲を発表し、ファンのみならずミュージシャンからも熱いリスペクトを集める。自身の音楽のみならず、SMAP、Kinki Kidsなどのアイドルグループから和田アキ子や広瀬香美といったソロシンガーに至るまで、数多くのミュージシャンに楽曲を提供。さらに2008年からは、音楽活動と並行して、舞台やミュージカルにも活躍の場を広げている。

そんな米倉が、通算21枚目のアルバム、『switch』をリリースする。年齢と共に歌唱経験を重ねた彼の表現の幅はとどまることを知らない。




21st album『switch』2016.02.03 release  ¥3,000(tax plus)/TKCA-74328

【収録曲】01.CHANCE  02.HIPSTER  03.DANCE UP  04.FRIENDS  05.LOVE HEALS  06.三日月  07.unconditional  08.words  09.365 LIFE  10.交差点
公式サイトにて、全曲の視聴と米倉自身によるコメンタリーが楽しめるので、ぜひチェックを!



▼アルバム収録曲『CHANCE』視聴



今回のアルバム『switch』は、従来のファンのみならず、デビュー当時を知らない20代の琴線にも響く一枚に仕上がっている。むしろ、多様な音楽経験を通じて耳の肥えた若い世代にこそ、彼の楽曲に触れてみて欲しい。奥行きと包容力を感じさせる歌声に心をグッと掴まれるはずだ。


『switch』の中で、いくつか印象的な楽曲を紹介したい。

幕開けを飾る『CHANCE』は、躍動感に満ちた一曲。心躍る歌声、という言葉がピッタリだ。2トラック目の『HIPSTER』は、タイトなテンポのファンクを歌いこなす米倉の歌唱力をこれでもかと見せつけられる。アルバムの折り返しとなる『LOVE HEALS』、『三日月』ではゆったりとしたテンポの中で彼の声そのものをじっくりと堪能することができる。同じく声の美しさに聴き惚れる『unconditional』はコーラスのハーモニーが心地よい。ある時は歌唱のテクニックに驚かされたかと思えば、またある時は奥行きのある歌声を届けてくれる。シンガーソングライター米倉利紀の持つ“幅”を楽しむことのできる、非常に聴き応えのある作品だ。


公式サイトで公開されているコメンタリーでは、「人生」や「生きる」という言葉が度々登場している。楽曲のタイトルにも『365 LIFE』『交差点』など、人生を歩むことや生きることを思わせる言葉が使用されている。アルバム全曲を通して伝わってくるのは、彼が“生きること”と真摯に向き合い、その想いが託された作品であるということ。


人生に迷う時。少し疲れた時。世代を問わず、そっと心に寄り添ってくれる一枚になるだろう。



【LIVE INFO】

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◆『switch』発売記念イベント
東京 2016年2月3日(水)19:00〜 @タワーレコード渋谷店B1F「CUTUP STUDIO」 詳細はコチラ
大阪 2016年2月6日(土)14:00〜 @あべのキューズモール 3Fスカイコート 詳細はコチラ
福岡 2016年2月7日(日)14:00〜 @イオンモール香椎浜 1Fセントラルコート 詳細はコチラ