先日とある機会がありましてQaijffというバンドのHP開いてみました。
そうしたらログインページでいきなり流れたyoutubeの映像に衝撃を受けたのでここで皆様に紹介させていただきます。
とりあえずはまず件の動画を見てもらおうかと思います。
さてどうでしょうか?
いきなりのベースのタッピングによる印象的な超絶フレーズ。
その裏ではメタルか!!と突っ込みたくなるようなベタベタな鍵盤とドラムによるキメ。
と思ったら今度はピアノによる美しい速弾きアルペジオ。
高揚感をあおるドラム。
そしてショートブレイクからのキャッチーな歌。
そして突入するさらにキャッチーなサビそしてまた美しいアルペジオからの唐突な3拍子そして落ちメロ。
とさらに曲は続くのだがこのスリリングな展開が癖になる。
最後のセクションではストリングスによるポップス系の常套句な仕掛けがあるのだがなぜかめちゃくちゃにエモい。
3分30秒が一瞬で過ぎて行ってしまった。
というわけでアーティストの細かい情報を見る前に曲だけでQaijffの世界にハマってしまったわけである。
読者の皆様には筆者が体感した時系列に沿ってQaijffを知ってもらっている形になっているのでそのままに筆(指?)を進めさせていただく。
簡単に彼女たちのプロフィールをまず紹介させていただこう。
Vo. & Key. 森彩乃/Ba. & Cho. & Programming 内田旭彦/Dr. 三輪幸宏
3ピースピアノロックバンド、Qaijff “クアイフ”
2012年に元々シンガソングライターとして活動をしていた森を内田が誘う形で結成。
目を見張る大胆なモーションで緻密なリズムを奏でるドラムと、ソリッドなサウンドで感情が揺さぶるようなフレーズを爪弾くベース、力強くしなやかな佇まいで、クラシカルで繊細さと感情をむき出しにしたような激しさを持ち合わせた旋律を奏でるキーボードは3ピース特有のソリッドさと3ピースの枠に収まらないサウンドスケープで聞くものの心を惹きつけてやまない。
またメッセージ性の強い歌詞を時には優しく包み込むように、また時には何かを訴えかけるように次々に表情を変えるように歌う森の歌声は感受性豊かで切なさを帯びていて、聞くものの心琴をゆさぶる。
彼女達のバイオグラフィーを見るとこのクオリティに納得するのである。
2012年には結成間もないにもかかわらずRO69CK JACKに入賞し2013年には結成1年でワンマンライブをSOLD OUTにて成功させなんと2014年にはROCK IN JAPAN FESに出演している。
なんでもっと有名になっていないのか不思議だ。
いやむしろなぜ今まで自分は彼女たちのことを知らなかったのだろう。
自分の問題なのではないのかと考え始めるほどなのだ。
そして彼女たちのほかの曲を聴いてみたのだが押し並べて楽曲レベルが高い。
キーボード、ベース、ドラムという編成を生かしたアレンジがうおぅと唸るようなハイクオリティなのである。
ギターがいないからこそのアレンジだ。ギターがいないからこそベースのフレーズの幅が非常に広い。
そして先ほど聴いていただいた曲の入ったミニアルバムが6月3日から発売となっているので是非チェックしていただきたい。
また彼女たちは只今このミニアルバムのリリースツアー中だ。
HPにてライブの情報もチェックしていただきたい。
Qaijff Official Web Site
1st Full Album「クアイフ」
Release:2014.03.12
Price:¥2,000(税抜)
Label:FIND OUT
Stock No.:ZNFO-1005
Qaijff 1st Full Album「クアイフ」
2014年03月12日 全国リリース!!!
(全14曲収録)
1. Turn out
2. signal
3. ピラミッドを崩せ
4. ニューワールド (album ver.)
5. Clock hands
6. モンスター
7. 重なる
8. MUSIC
9. 虹を探していた
10. アイトハ
11. escapism (album ver.)
12. future (album ver.)
13. クロスハッチング
14. シーソー
TOWER RECORDS ONLINE、HMV ONLINE、新星堂 ONLINE、amazonでご購入頂けます。
Release:2013.12.26
Price:¥500(税別)
Stock No.:ZNFO-1001
1. Clock hands
2. エンディング
TOWER RECORDS ONLINE でご購入頂けます。
text by またらん
音楽専門クラウドファンディングサイトmuevo
ギタリストのための音作りブログ
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