昨日4/14(木)、group_inouが新作MVを公開した。タッグを組むのはこれまでにも『THERAPY』や『HEART』といった、強烈なインパクトを与えるMVを生み出したCGアニメーション制作チーム「AC部」。そんな最強タッグから今回発表されたのは、group_inouの4thアルバム「MAP」に収録された一曲、『CATCH』だ。



 



CATCH / group_inou  MV




 MVの舞台は弱肉強食の動物王国。伝説のダンサー “CATCH” 誕生にまつわる壮絶なストーリーが、 

全編を貫くビジュアルの躍動感と突き抜けたスタイルで描写される。



 



そんな『CATCH』が収録されるアルバム「MAP」に、同じく収録された『EYE』のMVが、アートとエンターテインメントの祭典「第19回文化庁メディア芸術祭」にて、エンターテインメント部門新人賞を受賞したことも記憶に新しい。



疾走感溢れる鮮やかな楽曲に合わせて、Google Street View上にある世界各国の画像をつなぎ合わせた空間を、group_inouの2人が着の身着のまま歩いていく。画像を縫い合わせていくことで生じる“歪み”と、ドリーミーなgroup_inouのサウンドが合わさり、現実と虚構の間を行き来するような不思議な感覚を覚えながらも、その軽やかさにどこか気持ちがすっとするようだ。



 



EYE / group_inou  MV







 



国立新美術館にて開催された「第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」では、ブースが超満員になるほどの人気ぶり。「2015アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA」で優秀賞、「北九州デジタルクリエーターコンテスト2016」で審査員賞を受賞し、音楽シーンに留まらず、グラフィックから映像作品に至るまで、各界のクリエイターと呼応した自由で多彩な活動に、大きな注目が集まっている。



 



group_inouは2003年、トラック担当imaiとMC担当のcpによって結成されたユニットだ。2006年には自主レーベル “GAL” を設立し、音源制作からMVの構想まで自分たちで手がける、セルフプロデュース的な手法で活動を行っている。



そんな中、「フィルムで撮りたい!」というメンバーからのオファーが実現した作品が、『BLUE』だ。監督は映画『人のセックスを笑うな』などで知られる井口奈己。



 



BLUE / group_inou MV



 



フィルム独特のノスタルジックなタッチで映し出される、どこか愛らしいストーリーと、ミドルテンポで幻想的なサウンドに、まるで夢の中にいるような浮遊感を抱く。所々で映し出される、滲むブルーのライトと軽やかなリリックに、どこか切ない気持ちにさせられる一曲だ。



 



そんなgroup_inouの魅力は、なんといってもライブパフォーマンスにある。



「入り口はどこからでもいいので、最終的にはライブに来て欲しいという思いは強いですね。ライブを観て印象が変わったというお客さんも多いので。」と彼らは語る。ライブで披露することで曲がブラッシュアップされていくことも多いという。



「お客さんのエネルギーからインスピレーションを受けて、発表後も曲はどんどん変化していきますね。それがライブの醍醐味だと思います。」



ライブを通してファンとの交流を無意識的に行っている彼ら。そして、彼らの活動から生まれたものが他にもある。



“イルカのイルカく ん”だ。





【画像:公式Twitterより】



“イルカのイルカくん”。職業セラピスト。ヴィレッジヴァンガードの年末恒例企画となっている福袋2016年版にも、“イルカのイルカくん”グッズが登場。公式Twitterのフォロワー数は12,000人を超え、台湾で行われた展示会も大盛況の人気ぶり。



実はこの“イルカのイルカくん”、元々はgroup_inouと映像作家AC部のコラボレーションによって生まれたMV『THERAPY』のワンシーンに登場するだけのキャラクターだったのだが、じわじわと人気が高まり、様々なファンアートが生まれるほどに。



個性的な作品の数々、公式Twitterとともにぜひチェックしてみてほしい。



『group_inou “ FAN ART “』



“イルカのイルカくん”公式Twitter



 



THERAPY / group_inou MV



 



音楽だけでなく、映像、アートワーク、グッズに至るまで、様々な領域にこだわりを見せるgroup_inou。そんな彼らは、



「自分たち と共鳴できる人はあらゆる場所にいると思うので、ジャンルを問わず、そういう人とは積極的に絡んでいきたいですね。それによって化学反応が起きて新しいものが生まれたり、お互いのエリアが広がったり、良い連鎖反応が起きればいいなと思っています。」と語る。



 



耳で聴くだけでなく、目で、肌で、全身で、音楽を感じるということ。そんな特別な体験を、ぜひ彼らのライブで味わってみてはいかがだろうか。



 



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『THINKER』



5/13(金)心斎橋SUNHALL



group_inou (oneman)



open 19:00 / start 19:30



adv\3000



INFO : SMASH WEST [06-6535-5569]



 



5/14(土)東京キネマ倶楽部→SOLD OUT!!



group_inou (oneman)



open 18:30 / start 19:30



adv\3000



INFO : ATFIELD [03-5712-5227]



 



5/18(水)札幌mole



group_inou (oneman)



open 19:00 / start 19:30



adv\3000



INFO : WESS [011-614-9999]



 



【チケット一般発売】3/19(土)10:00



■チケットぴあ pia.jp/t



0570-02-9999(Pコード:大阪292-537 東京291-221 札幌291-413)



■イープラス eplus.jp



■ローソン l-tike.com



東京 0570-084-003(Lコード:73524)



大阪 0570-084-005(Lコード 53915)



札幌 0570-084-001(Lコード:12053)



 



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■group_inou official WEB:http://g-a-l.jp/group_inou/



■group_inou Facebook:https://www.facebook.com/group_inou-1646219782284064/



■group_inou Twitter:https://twitter.com/gal_official



■GAL TV(YouTube):https://www.youtube.com/user/galtv



■bandcamp: http://gal-official.bandcamp.com



■イルカくん:http://illckr.com/



■イルカくんTwitter:https://twitter.com/illckr



【AC部 プロフィール】





CGアニメーション制作チーム「AC部」は、多摩美術大学在学時に制作した「ユーロボーイズ」がNHKデジタルスタジアム年間グランプリを受賞したのをきっかけに本格的に活動を開始した。暑苦しいリアルなイラストレーションをベースとする、濃厚でハイテンションなビジュアルを様々な媒体に植え付け、人々の固定観念を破壊し、そして新しい視聴覚体験をもたらすことを目指している。主な作品に、group_inou MV「THERAPY」、WebCM「鳩に困ったら雨宮」、ORANGE RANGE「SUSHI食べたい feat. ソイソース」オリジナルショートムービー「海女ゾネス」、高速紙芝居「安全運転のしおり」、GIFマンガ「ENJOY YOUR TRIP」など。



■AC部 HP:http://www.ac-bu.info/