中華カルチャーをコンセプトにしたアイドルユニット、功夫少女(カンフーガールズ)。
メンバーは緑川希星(みどりかわきらら)、宮瀬由菜(みやせゆな)、咲月仁乃(さつきにの)、姫翠瑛梨依(きすいえりい)、兵頭妃華(ひょうどうひそか)、白城胡桃(しらきくるみ)、藍谷依茉(あいたにえま)という7名編成。
楽曲は王道アイドルソングに中国の伝統楽器を使用したアレンジと、覚えやすい振り付けが印象的な仕上がりとなっている。
2022年5月14日(土)、渋谷SOUND MUSEUM VISIONにてデビュー単独公演『初陣・桃園決起』を開催。150名以上を動員し話題に。
その他、都内で月間15本以上のイベントに出演。月に一回の無料単独公演も行うなど、精力的に活動を展開している。
・愛仁豆腐
2022年11月23日にリリースされた楽曲『愛仁豆腐』。
前作『秘密幽玄』に続きRYO-P作曲による1曲で、ダンス×中華のクセになる作品に仕上がっている。デジタルポップなダンスサウンドと中華サウンドを掛け合わせるだけではなく、そこに日本的なkawaii要素もたっぷりとプラスされているところに、高いオリジナリティを感じる。
ダンスサウンドにはEDM的なパンチ力もあるので、音的に気分を高めてくれる効果があるというのも特筆すべきポイントだろう。高揚感も愛らしさも同時に感じることが出来る1作だ。ぜひ何度も聴いて、その都度違う楽しみ方をしていただきたい。
・獅子奮迅
功夫少女(カンフーガールズ)のライブ定番曲である『獅子奮迅』。
≪バカになっチャイナ アホになっチャイナ≫と歌う冒頭のパートからして、中華性を感じる1曲だ。もちろんメロディーラインやサウンド感にも、中華のムードは強く漂う。そんな中華的なムードに、J-POPの特徴ともいえる強烈なキャッチーさと、和風な音色が加わるから面白い。
この作品を聴けば彼女たちが、日本のカルチャーと中華のカルチャーを上手く融合させていることがよく分かるだろう。同時に、それが個性を伴いながらもとても心地よく響き、気分を盛り上げてくれるということも伝わるはずだ。
・舞踏遊宴
2022年9月24日にリリースとなった楽曲『舞踏遊宴』。
やはりこの楽曲も中華のムードを強く感じる1作だが、先の2曲とはまた雰囲気が異なり、よりメロディーラインが際立っている1曲だといえるだろう。
ダンサブルでありキャッチーであるという点も同様だが、この楽曲のメロディーラインにはたとえばJ-POPのバラードナンバーを彷彿とさせるような美しさがあるのだ。そのエモーショナルで美しいメロディーラインは、聴いているうちに思わず歌いたくなってしまう。
もちろん随所にアイドルらしいポップな可愛らしさも感じられるので、ライブ映えも抜群だろう。
「今、目標としているのは、2023年の1月に行う1stワンマンライブを成功させること。会場も今まで以上に大きい場所となるので、たくさんのお客様に来てもらいたい」と話す彼女たち。まずは是非そんな1stワンマンに注目していただきたい。
中華カルチャーと日本の音楽の魅力を掛け合わせるという、唯一無二の道を進む功夫少女(カンフーガールズ)というユニットは、この先さらに高い注目度を集める可能性も高いだろう。今チェックしておかないと、後悔することになるかもしれない。
【ライブ情報】
■タイトル
■チケット情報
https://kungfugirls.base.shop/