アーティストのご紹介です、ジャパニーズヒップホップシーンの次世代のヒーロー【t-Ace】
t-Ace: プロフィール
日本のHip Hopシーンの次世代を 担うラッパー、t-Ace(ティーエース)。 14歳の時にHip Hopに出会いDJを始める。21歳の時に地元・水戸からメジャーデビューを果たしたLUNCH TIME SPEAX の圧倒的パワーに魅せられラッパーへ転向。その後LUNCH TIME SPEAXとのユニットや、MURO監修のサントラ『TOKYO TRIBE 2』へ参加する等、着実にキャリアを積上げ、08年には殆どのトラック・プロデュース、エンジニアを自らこなした2枚組の自伝的アルバム『孤高の華』をリリース。翌年に茨城県民文化センターで行った自主公演のライブでは千人以上を集客。実体験に基づいた嘘偽りの無いリリックと彼のセンスはHip Hop 関係者はもちろん、多方面からも高い評価を得ている。
胸を締め付けるような実体験に基づいたリリック、毎日潰されそうになるような悪環境の中でも「諦めんじゃねえぞ」というぶっきらぼうながらも暖かいメッセージを感じる事が出来ます。
その等身大の言葉一つ一つに共感し、励まされ、夢を追う事の素晴らしさを実感します。
変に気取ったりせずに、あえて格好の悪い面や率直な自分自身をもリリックにして伝える事が出来るのは、きっと彼自身がありのままの自分自身を受け入れ、それでも常に前を向いて生きているからなのでしょう。
少年時代の過酷な状況を歌った曲「Dead The Past」
痛切なリリックが胸を抉り、思わず現実の厳しさや自身の無力さを感じます。
そんな彼が発する応援の言葉は他のアーティストには無い重さがあり、自分の不安や孤独と向き合い、前を向く事の大切さを教えてくれます。
亡き母に向けた思いを綴った曲「またね」
正直に言って、最初【t-Ace】というアーティストを知った時の印象は
「めっちゃ怖そうじゃん。。。」
でした。
ですが、この曲を知ってそんなイメージ先行の第一印象は簡単に覆されました。
亡き母へ向けたピュアな思いは、彼の一人の人間としての暖かみや思いやりの心、他人に感謝をするという当たり前の事だけどなかなか難しい事を私に教えてくれました。
なにやら聞き終わった後にはいわゆる「ギャップ萌え」というやつにやられてt-Aceの人柄自身に夢中になっている自分がいました。
夢を追う事をリアルに表現した感情を揺さぶる良曲「Phantom」
初期の曲ですが、個人的に凄く気に入っているのでご紹介させて頂きます。
「ダレもが欲しがるただの紙切れ」そんなリリックに思わずハッとさせられます、夢と現実の狭間で悩み、もがき、時には孤独に潰れそうになりながらも夢を追う姿をメロディに乗せ歌い上げます。
常に等身大の言葉で聴き手に思いを伝えるt-Aceが、2014年7月9日に新しいアルバムを発表したそうです。
その題名は「フザケタヒーロー」なんだか彼らしいだと思います。
ここでご紹介させて頂いた曲とはまたちょっと違う、ポップで思わず笑ってしまうような楽曲も収録した新しい一面を楽しむ事が出来る内容になっています。
詳しいアルバムの詳細やオンラインでの注文はコチラから出来ますので、皆さんチェックしてみてください。
今回は時にはシリアスに、時には熱く、そして時にはポップに等身大の言葉で思いを伝える次世代のラッパー【t-Ace】をご紹介させて頂きました。