ギターを買ってアンプを買って次はエフェクター選びという段階で、
コンパクトタイプのエフェクターを買い集めるのか、マルチエフェクターをひとつ買うのかで悩むと思います。
コンパクトもマルチもそれぞれの長所、短所があります。

まずはコンパクトエフェクターの長所を説明すると、音単体の調節が出来るという部分です。
選んだエフェクターをツマミで更に細かく調節出来るので、より自分好みの音色を作れますね。
好きな音のエフェクターを選びやすい事もメリットですね。
ハズレがなく、自分好みの音を見つけやすいとい利点があります。

短所は、とにかくお金が掛かるという事です。ひとつコンパクトエフェクター を購入すると、次から次へ興味を惹かれていきます。また、ギターやエフェクター同士を繋ぐケーブルも必要になってきます。エフェクター自体、安いものではないので、ぽんぽん購入出来るものではないというデメリットがありますね。また、複数のコンパクトを繋いでいると、ライブ中などに踏んで切り替える作業が面倒になります。

マルチエフェクターの長所は何といっても音色の多さです。歪みから空間まであらゆるタイプの音が使えます。
また「パッチ登録」という機能で、自分が選んだ音の組み合わせをひとつのパッチに保存出来ます。
これは非常に優れた部分です。例えば「ラット」という歪み系の音にリバーブとディレイを強めにかけたり、
コンプレッサーとコーラスを混ぜ合わせて微妙な音の変化を作ったり出来ます。
ワウとフェイザーなどの組み合わせも面白いですね。色んな音色を組み合わせた音を保存出来るのです。

自分だけの音作りが可能ですので、ライブなどで存在感を示すことが出来ます。
踏むパッチひとつで切り替えが可能ですので、1曲の間にラクラク音の切り替えが出来ます。
また、ひとつ性能の良いマルチエフェクターを買えば、追加で掛かる費用はまったくありません。 

マルチエフェクターの短所として、持ち運びが大変?というのがあります。
比較的大きなサイズですので場所をとりますね 。音に関してはたくさんの音色が入っているのですが、
明らかに使わないであろうサウンドも結構入っていますので、自分の音を見つけにくいというのがあります。

簡単にコンパクトエフェクターとマルチエフェクターの違いを説明しました。
どちらのタイプを選ぶのかはあなた次第です。良い音に出会い、ギターライフをより一層充実させましょう。 


 


記事:Shoz

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