「タッピング奏法」
ギターやベースをやっている人は誰もが一度は憧れるテクニカルな奏法。
ただ、覚えた所でHR/HM系の音楽でしか使わないというのが現実だ。

だが、今回ご紹介するバンドはその高度な技術を見事に歌いながら、聞きやすいキャッチーな曲に乗せて奏でることで有名だ。

今回は四人組ツインタッピングロックバンド QOOLANDをご紹介する

QOOLANDとは

QOOLAND (2011/10~)

四人組ツインタッピングロックバンド。

2011年10月14日に結成を発表。同月23日に初ライブ。

2013年はライブ115本を行う。

RO69JACK 2013 グランプリ獲得。

2014年の1年間にアルバム4枚シングル1枚の計5タイトルをリリース。

"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014" "COUNTDOWN JAPAN 14/15" に出演。

引用:http://qooland.com/biography.html

【メンバー紹介】


(L→R)

■川﨑 純 [ Guitar ]
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■平井 拓郎 [ Vocal&Guitar ]
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■菅 ひであき [ Bass&Chorus,Shout ]
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■タカギ皓平 [ Drums ]
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楽曲紹介
QOOLANDはその独自性からタッピング奏法ばかり評価される傾向があるが、
実は歌詞の世界観も素敵である。

今回は7/29にシングルリリースされた「叫んでよ新宿」を歌詞に注目してご紹介する。


「叫んでよ新宿」



先ほど述べたようにQOOLANDは歌詞の世界観が魅力的だ。

当然のことだが、言葉の世界というのは人によって受け取り方が違う。
よってあなたが感じたこと世界も私が感じた世界も正解である。

そのことを踏まえた上でご覧いただけると嬉しい。

この曲の詞は将来に対する言葉が頻出する。
これは平井さん本人がブロマガで述べているのだが
この曲では''一部仲間と会えて将来を共に見ていく事を歌っている"ようだ。
出典:http://lineblog.me/qooland/archives/35276519.html

歌詞では最後に

・叫んでよ新宿 稼いでもないけど着いてきて  またここで会おうな

と登場する。

過去を清算してこれから生きて、お互い変わってなくても将来またここで会おうな。

そんな意味が込められているのだろう。

実際に、QOOLANDも今、フリーランスになり自主レーベルの環境を作ることが出来た。

そして、彼らは今までの経験で、周りの協力・存在の大切さを強く感じている。
これからはファンや仲間と一緒に音楽・イベントなどを通じてQOOLANDというバンドを作っていきたいと考えているのだろう。

つまり、この「叫んでよ新宿」は将来を共に歩んでほしいというファンへのメッセージが詰まった曲なのだろう。



ライブの感想

筆者は7/28日に新代田Feverで行なわれたライブ リクエストアワード2015 を拝見させていただいた。

タイトルの通り、事前にファン投票で好きな曲を集計し、それを15位からランキング形式で発表していくという企画だった。

QOOLANDのライブ初参戦であった筆者はYouTubeにある映像、音源を予習して行った。
やはりネットの効果もあってか予習していった曲はランキングに入っていた。

驚きだが面白いことに1位であったShining SherryはCD化されていないことを見てもQOOLANDの楽曲がネットも愛されていることが分かる。
つまりQOOLANDのライブは初めて行った私でも楽しめる素敵なライブであった。

また、当日は男女比が半分半分だったことを見ても男女関係なく愛されているし、
高度なテクニックを交えながらもキャッチーな楽曲で楽器経験者も非楽器経験者からも愛されるバンドということが分かった。


そして一番強く感じたことはバンドとファンの絆。

QOOLANDは上辺だけでなく本当にファンを大切にしている。
ライブ中のMCはもちろん楽曲の歌詞やテーマもファンがあってこそだと いう。

言葉だけでなくライブ後の記念撮影はもちろん、自ら物販に立ってサイン、個人撮影も自ら進んでファンサービスする姿を見ていると本当にファンを大切にしていると実感した。


筆者はQOOLANDがどんなに大きいバンドなっても、この姿勢を変えないバンドであることを切に願っている。


フルアルバム製作プロジェクト

そんな彼らが、ファン参加型フルアルバムをクラウドファンディングを通して制作する。
今回はただの制作ではなくファン参加型を第一に考えている。

普段のライブ会場でのグッズ販売、CDショップでは味わえないような楽しんでもらえる物を数多く揃えている。
また、クラウドファンディング限定のグッズなども数多く用意しているので、ご興味のある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか?


実際、ROCK IN JAPAN FESTIVALに出たバンドのレッスンを受けられたり、レコーディング見学出来たり、自分の名前がスペシャルサンクスに載ったり出来るのはかけがえのない経験だと思う。

何度も言うが、彼らは
みんなと一緒に制作をしたいという想いからファン参加型のアルバム制作プロジェクトを立てた。
つまりファンの皆様、興味を持って下さったあなたの存在がとても大切なのだ。

みんなで団結し、1つの作品を制作していこうではないか。


実際に


こんな音源や





こんなアニメーションが貰える。


面白い。


ちなみにこの記事を公開した時点で既にプロジェクトは目標金額を越えていて、フリーライブも開催が決定している。


以下フリーライブ詳細をプロジェクト本文よりより転載

「大感謝無料祭り2015」

2015/10/8 下北沢ERA
Open/Start18:30/19:00

※参加証明書画像の番号順位を整理番号にさせて頂きます。
※「QOOLANDファン参加型アルバム制作プロジェクト」の支援者様以外の受付は10/8当日の日中に会場受付にて整理券を配布します(17:30より)
※一律ドリンク代¥600が発生します。


QOOLANDの平井です。

「QOOLANDファン参加型アルバム制作プロジェクト」というクラウドファンディングの達成率が150%を超えました。
神速でこれだけの達成率が出せた事にQOOLAND一同感無量です。本当にありがとうございます。フルアルバムの発売お楽しみにお待ち下さい。

そしてみんなが作ったみんなのための無料ライブ「大感謝無料祭り2015」が開催決定です。

支援者のみんなのためにというのはもちろんですけど、この無料ライブにより一人でも多くの方が僕らを知ってくれたらとも思います。

みんなのおかげで世に出せる新たな楽曲や古い曲、織り交ぜたライブにしたいです。

よろしくお願いします(⌒▽⌒)


更に200万円を越えたらメンバーパートチェンジでミニアルバムを制作します。

是非皆さんも、CDを予約する感覚でプロジェクトに参加してみてはいかがだろうか。


プロジェクトページ
https://www.muevo.jp/projects/83

ライブ情報 2015/8/21(Fri) 十三 Fandango
QOOLAND present's「十三大平和祭り2015」 

OPEN 18:30 START 19:00 

[ ACT ] QOOLAND / cinema staff 

[ TICKET ] ADV ¥2,800 DOOR ----
・プレイガイド
⇒ [ e+(イープラス) ]    


記事:Ken
音楽専門クラウドファンディング&交流サイト muevo
http://www.muevo.jp/