新世代SSW小川ハルの1stアルバム、「はじまり」がついに届きました！

自らのキャリアで培ってきたピアノ、編曲の技術を前面に押し出しながら、それでいて嫌みのない透明感のあるポップスに仕上げているところを見ると、コンポーザーの要素を含んだ実力派であることがヒシヒシと伝わってくるアルバムとなります。

言葉では説明の限界がありますので、先ずは彼のサウンドクラウドを聴いて頂きましょう。

コチラのサウンドクラウドですがなんと、現在全曲フル視聴可能！

全部聴いてもらっても買ってくれるだろう、という自信が漲るプロモーションですよね…

1曲目の「Overture」を聞くと、名作映画のサウンドトラックを聴いているような、心地良さを味わうことが出来ます。

小川ハル本人のこれまでキャリアをこの1曲目に集約し、自己紹介しているかのよう。

弦楽器と吹奏楽器がブレンドした見事な編曲。壮大かつ緻密なアレンジで1曲目から耳を惹きつけられてしまいます。

2曲目からはいわゆるJ-POPと呼ばれるような手合いの曲が収められているのですが、どの曲も透き通るような透明感がありつつ、各曲に的確かつこだわりのアレンジが必ず施されています。

音楽的であり、その中にしっかりとした「小川ハル感」を詰め込んできています。つまり、嫌みのない個性を叩きつけて来るのです…！

#2の「はじまり」や#3「バタフライ」のような”聴かせる”曲調もありつつ、アクセントとして4#の「恋レター」や#10「銃弾ではなく愛を込めて」のようにハッピーなアイテムも差し込んでいます。

全体的に聴かせる、染み込むような味わいのある曲調が多い中でこのような曲があるとアルバムとして飽きずに楽しみながら聴けますよね。

アルバムにおける全曲、曲順の重要さを改めて実感できる1枚です。

最期の曲、#12「Departure」では彼のロックで弾けた一面を伺えます。エンドロールにピッタリの曲で派手に締めくくっています。

小川ハルはライブも熱い！

 

小川ハルの様に素朴な要素を含んだアーティストのライブは大人しいライブをするイメージがありますが…小川ハルに限ってはそれは大間違い。

実に熱量タップリのステージを披露してくれます。

コチラは今年の3月6日に行われたレコ発ワンマンライブのダイジェスト。

参考までにご覧ください。

https://youtu.be/aZIvB0PUSa4

アルバムで聴いていたはずの素敵な曲調が…アレンジが変わっていないのにこんなにも激しく熱く聴こえます。

ライブはアーティストの気質が出ると言いますが、正にその通り！

小川ハルの内に秘めたエネルギーはこんなにも熱いのです。

そが伝わってくる内容となります。

一貫して立ちボーカルに徹しているのも彼の「想いを届けたい」という拘りを感じられますね。

そして熱いながらも相変わらずの曲の透明感は健在です。

サポートメンバーで統一した白シャツも曲調にフィットしており、違和感なく映像を観ることができます。

如何でしょう。

新進気鋭、才能が詰まった若きSWW小川ハルの新作「はじまり」。

音楽ファンであれば誰でも反応してしまう内容となっています。

先ずはサウンドクラウドを聴いてみて、その曲のレベルの高さやアレンジを堪能しましょう。

 

ライブスケジュール