ジャパニーズロックは腐ってしまったのか?
「ircle(アークル)」
ircleとは,円(circle)のもつ完全の象徴という意味合いを、 その頭文字であるCをはずし、型を崩すことによって「今ある世界に新しい風穴をあける」という思いをこめて作った造語である。 4人それぞれ様々な音楽のバックグラウンドをもち、それを「ircle」という一つの形にまとめあげ、ジャンルの垣根を越えていく楽曲、そして人間味溢れる熱いライブでオーディエンスを魅了する。
※公式HPより引用
彼らは27~28歳という年齢ながらすでに結成14年をも誇るベテランバンドである。
ベテランとしての格、経験と若さの衝動、爆発力が共存する稀有なバンドである。
こういった他のバンドではなかなか持ちえない武器を持った彼らはジャパニーズロックの救世主を自称しているが筆者は本当に救世主になりえると思っている。
大分の中学校で同級生であった彼らはもともと文化祭に出演するためのバンドとして結成された。
その後高校入学を機に地元ライブハウスでの活動をはじめ地元ではLOST IN TIME、DOPING PANDA、ART-SCHOOL、曽我部恵一、GOOD4NOTHING、TOTALFATなど多彩なジャンルのバンドと対バンすることになる。
その後高校を卒業すると活動拠点を大分から福岡に移す。
福岡時代に主催していたイベントではGENERAL HEAD MOUNTAIN、阿部真央、cinemastaffなどと対バンしていたという。
そして2010年には上京しその後数多くの有名バンドの主催ライブなどに出演し知名度、実力をさらに伸ばした。
そんな彼らのニューアルバム『我輩は人間で r 』が10月7日に発売となる。
「風の中で君を見たんだ」のプロモーションビデオも印象的だ。
ircle「風の中で君を見たんだ」