全国にはたくさんのライブハウスがあります。都内だけでも数えきれないほど存在しています。
そしてライブハウス特有の傾向があったりします。
「ビジュアル系の聖地」と呼ばれるようなハコだったり
「地下アイドルの育成所」なんて呼び方をされるライブハウスも存在します。
そこまで極端ではないにしろ、数あるライブハウスの中にも、
こだわりをもった傾向が強いところもたくさんあります。もちろん、出演者も似たり寄ったりしますので、
それは楽しく、人脈も広げやすいというメリットがあります。
ただし、自分たちにあったライブハウスを見つけるのは「そう簡単ではありません。」

ステージの広さ、高さにこだわるミュージシャンもいますし、音響や照明にもこだわりたいところですよね。
その他、スタッフの対応やノルマの問題、楽屋の充実性、駅チカなども条件に入ると思います。
自分たちに相応しいライブハウスが見つかるまでは、転々と色んなハコに出てみるのも良いとは思いますが、徐々に的を絞っていく方が色々とメリットがあります。出来れば2,3ほどのライブハウスに絞りたいですね。
なんで出演するライブハウスを絞った方が良いのかというと、
まず何度も出ていればスタッフに名前と曲を覚えてもらえるというメリットがあります。

ライブイベントの招待を受けるようにもなりますし、曲による照明の使い方、音響のバランス調整が
自分達の希望通りになるようにやってくれます。 曲を覚えているからです。
つまり、お客さんにたいして100%に近い演出を見せる事が出来ます。



絞ったライブハウスに出続けるもう一つのメリットは
対バンで一緒になった人達や、来てくれているお客さんの音楽傾向が似ているため、
ファンが付きやすく、親交も深めやすいというメリットがあります。これは大きな利点です。
ブッキングをしてくれているライブハウスの方の音楽傾向が、自分たちとマッチしているという事です。
なかなか気の合うブッキングマネージャーは見つかりませんが、
「出続けるライブハウスを決めた感覚」っていうのは、将来的に可能性が生まれる瞬間でもあります。
インディーズ活動において、出るライブハウスを絞ることは非常に大切な部分になってきますので、
自分たちの音楽の色にあうハコ、そして仲間たちを是非見つけて下さい。




記事執筆:shoz

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