the pillowsといえば、『玄人が最も支持するベテランバンド』と言われていますが、もともと4人組バンドだったことをご存知ですか?
1991年にメジャーデビューを果たすも、翌年初代リーダーであり、ベーシストであった上田健司が脱退し、現在のスタイルが出来上がったのです。
リーダーを失った三人は、目指す方向性を失ってしまい、同期のミスチルやスピッツがブレイクしていくのをただ横目にやりながら長く苦しい時代を経験することになります(本人は『第2期』と呼んでいます)。
そんな中で、等身大の己の無力さを余すところなくさらけだすようにして生まれた《 STRANGE CHAMELEON》が初ヒットします。
『カッコよくない姿』をスタイリッシュなサウンドに乗せた独自のスタイルは、様々な音楽ファン層の支持を経て、2005年にはアメリカツアー、2009年には武道館公演を果たし、2012年に一度活動休止するも、今年で25周年を迎えることとなりました。
25周年を迎えた今、メンバーの山中さわお(Vo&G)は、活動休止の裏事情をスペースシャワーTVのインタビューでこう語りました。
「一番良い時と違う…。メンバーの情熱も感じ取れないし、お金をもらえるからやっているように見えてしまって…。
これはやばい。でも、情熱がないって証拠がないじゃないですか。
『情熱あるの?』ってきいて『いや、あるよ。』って言われたら終わりというか…(中略)
相手が僕の言っていることを認めないでごまかしてきたら許せないなと思ったんで…それを想像するのが…そこで、場合によっては解散してしまうのかな、相手が僕の言っていることを認めないでごまかしてきたら…そういう想像しているのが一番辛かったですね。
the pillowsは、メンバーにとっても自分自身の分身なんで、解散するとすれば、自殺するのと一緒なんで…。自分の作り上げた23年間を捨てるのは考えられない…それがないとは言えなかったんで、そこが怖かったですよね。」
紆余曲折するも、今年も19枚目のアルバム『ムーンダスト』をリリース。
益々応援したくなるバンド三人組です。
(AMaster)
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