Predawn (プリドーン)=夜明け前。眠りと覚醒の狭間で揺れる甘くてやさしい時間。
新しい1日の始まりのワクワクと過ぎ去った1日を見送る切なさ。
そのどちらともつかない空気をまとった不思議な魅力をもつのが、夜明け前。
Predawnは、そのかわいいけどちょっぴり不安で切ない感じをコンパイルして音楽に紡ぎます。
新潟生まれ、東京郊外育ちのシンガーソングライター・清水美和子のソロプロジェクト。
可愛らしさの中にも媚びることのない凛としたたたずまいから発せられる歌声とUKロック、オルタナティブロック、ルーツミュージックも昇華してドリーミーなまどろみ、一筋縄ではいかないひねくれ感のある国内産SSWの中でも異質な存在です。
その音楽的背景は幼少期に触れたクラシックから始まり、兄姉の影響、そしてRadioheadやSparklehorseまでとにかく多彩な音楽的経験の数々。
開放弦が多めなのも実はポストロックの影響があるからで、アイスランド系に多い、柔らかさとある種の毒っぽさを彼女の音楽にも感じます。2010年には作詞/作曲/演奏/歌唱/録音をすべて一人で行った1stミニアルバム「手のなかの鳥」をリリース。
こちらが日本全国でロングセールスを記録し、数々のフェス出演やライブ活動を重ねて着々とファンを伸ばしていきます。
2013年リリースの1stフルアルバム「A Golden Wheel」は、発売した初週でオリコンインディーズチャート1位を獲得したほど。たった1本のギターだけで、自分のもつ世界観を展開する、
それがシンガーソングライターの強み。彼女ももちろんその1人であり、その突出した才能はライヴでさらに輝きを増します。
たった1分程度のトレイラーながら、なんて吸引力!
空間から弾き返されるかすかな残響まで、天性の感覚で自らの世界に落とし込んでしまう。やっぱりかわいいだけではまとめられない、恐ろしい子!!
こちらはエレキのバンドスタイルでちょっぴりクールな印象。
たった3人だけでこの音風景を描けてしまうのも、やはりセンスのたまもの。かき鳴らすだけが、叫ぶだけが、ロックではない。
小さなからだで声を震わすように鳴らす女の子が、こんなにも豊穣な音を紡ぐことに驚きます。
1stアルバムから少し時間が経っていますが、この秋リリースに向けて鋭意制作中とのこと。
新しいPredawnワールドはどんな風に見えるのか、今から楽しみです。さらに今夏はFUJI ROCKにも出演も決まっており、Candle JUNEプロデュースのPYRAMID GARDENに登場予定!
幻想的なステージでどこまでもとろけそうな音楽に、ぜひ浸ってください。
■Now On Sale
1stAlbum『A Golden Wheel』
RDCA-1028 ¥2,400 (tax in)Label: Pokhara Records
■Live
Photo by Tetsuya Yamakawa[/caption]
7.3 (Sun)
ROKKO SUN MUSIC 2016@神戸 六甲山カンツリーハウス内 特設会場
open 11:00 start 12:00▼詳細はこちら▼
http://www.rokkosun-music.com/
7.17 (Sun)
odol 2nd Album『YEARS』release party「Center Lesson」@新代田 LIVE HOUSE FEVER
open 18:00 start 18:30
adv ¥2,500 / door ¥3,000(+1D)
7.23 (Sat)
FUJI ROCK FESTIVAL '16@湯沢町 苗場スキー場▼詳細はこちら▼
http://www.fujirockfestival.com/9.10 (Sat)
New Audiogram ver.10 -New Audiogram 10th Anniversary-@渋谷 TSUTAYA O-EAST、O-WEST、O-nest、O-Crest
open 12:00 start 13:00
adv ¥5,900 (+1D)
▼詳細はこちら▼
http://www.newaudiogram.com/premium/294_na10/★HP&SNSも随時更新中★
■official webhttp://twitter.com/Predawn_staff