「ドロドロした恋物語。愛の裏には黒い花。」女性にしか分からない女のリアルな恋を歌で伝えていくシンガー、愛花。
大阪と東京で精力的に活動しており、彼女のライブを見るため、わざわざ東京から大阪の公演に訪れる人も多い。
ライブとSNSと口コミだけで、そのような熱意あるファンを獲得することができるのは、彼女の描き出すリアルな世界の魅力によるものだろう。
大学生の頃は演劇学校に通っていたという彼女。もともと女優志望でオーディションを受ける中、書類審査に合格した事務所から「音楽やってみない?」と声をかけられたことが、音楽を始めるきっかけになったという。
戸惑いもあったというが、軽音楽部での経験もあったことから挑戦する中で、知れば知るほど音楽が面白くなって、はまっていってしまったのだという。
演劇時代の経験が、曲に入り込んだり、演じ切ったりする力となり、現在の彼女のパフォーマンスへとつながっている。
そんな彼女の楽曲の中で歌われる、「女のリアルな恋」。
一見幸せに見えることの裏にある、ドロドロした、けれど正直な気持ち。
そんな世界を描いているのが彼女の短編小説、『永遠の愛』だ。
演劇から音楽、そして小説まで自由自在に表現する彼女の世界観は、表現手法の縄になど縛られたりしない。
どんな手段であろうとも、一貫してそこには愛花という揺らぎない女が描かれている。
ぜひその真意を、小説と歌がリンクしたこの作品で感じてみて欲しい。
「ゾッとするような怖い愛。」この話を元に書いたという曲が、愛花はじめてのオリジナル曲『Lovin’you』だ。
『Lovin’you』
幸せなイメージの曲を書いていたが、幸せの裏に隠れている部分を書きたい、と思いできあがったというこの曲。
詞は自分の経験・フィクションを交え書かれているという。
2016年3月に大阪で行われた初のワンマンライブ「Soap opera classics」【Birthday・活動1周年記念】では、リクエスト曲の演奏もあった。
今後はイベントの出演なども予定しており、今年は特に活動の幅を広げていきたいという。
恋愛には幸せな時期もあるが、表現をする中で自分自身の不幸だったり、辛かったりした体験が軸となっているため、人それぞれが抱えているそんな辛い体験を、音楽を通して共感したいのだと話す彼女。
そんな彼女のライブ情報はHPから確認することができるので、ぜひチェックしてみてほしい。