黒川沙良という天才シンガーソングライターピアニストがいる。
耳馴染みが非常によく、スムースな聴き心地な楽曲と独特な感触な声。

音楽の才に恵まれた彼女の天才ぶりはプロフィールと楽曲から充分にわかるだろう。






黒川沙良


祖母がピアノ教室を運営していた影響で幼少時代からピアノに親しむ。祖母よりクラシックピアノの「英才教育」を受けつつも、自身の向かうべき音楽はポップスだと感じピアノのレッスンはやめ、音楽の「自由度」を求めてひたすら歌謡曲や洋楽ヒット曲を耳コピするようになった。


幼稚園の年中生の時には曲を一度聴けば、その曲を忠実にカバーする事や自分なりにアレンジして弾く能力を身に着けていた。この時点から既に楽譜、スコアを一切見ずに演奏するスタイルが始まり、現在に至っても「感性100%」によるピアノアレンジのスタイルは一貫している。


そして音楽に関して全てが早熟だった黒川は、中学3年生にして地元埼玉県のライブハウスに1軒1軒自分で出演交渉をして回り、ライブハウスでの演奏活動を始める。18歳で「NACK5 presents ミュージック フェスティバル」で優秀賞を獲得、「ソニーミュージック&マクドナルドプレゼンツ ボイスオブマクドナルド」2010日本決勝ファイナリストなどを受賞。


昨年2015年7月に自身の作品ストックをレコーディングしたミニアルバム「On My Piano」をamazonでの通信販売、音楽配信で限定リリース。同ミニアルバムのリード曲「ガールズトーク」が数々のFM局ディレクターの目に留まり、多くのラジオ局でパワープレイ、へヴィーローテーションを獲得した。現在は関東エリアを中心としたライブ活動など、精力的に活動を続けている。



若くしてその才能に目覚め精力的な活動を中学三年生にして始めた彼女は既にベテランの域に達しているのかもしれない。

その早熟ともいえる活動の背景にあるのは一度聴いた曲をカバーアレンジできてしまうという才能が大きかっただろう。

こういった一聴しただけでその曲を自分の中に取り込むことのできる人間というのはそれだけ有利なものがある。

常人が聴いた曲を自分のものに取り込むためにはそのコードを分析したり、何度の音がここでこうきて難しいことを考えないといけないのだ。

そしてそれにはなかなか時間がかかる。

つまり自分に完全な形でインプットできる楽曲の総数というのは限られている(もちろん経験を通してそのインプットする時間をある程度は短縮していくことはできる)。

しかし黒川沙良は一度聴けばインプットが完了するのだから他の人と比べて非常に短時間で楽曲を自身に取り込むことができるということなのだ。

ここまでは話を聞けば彼女の引出しの量が尋常じゃないことがうかがえるだろう。

これは楽曲を聴いても納得できることである。




たとえばこの「ガールズトーク」という楽曲。

ブラックミュージック的なテイストを醸しつつもPOPにまとめ上げられている。

米ビルボードのチャートにランクインしていたとして驚きはないほどワールドクオリティと比較しても遜色がない仕上がりだ。




またこちらはイントロから日本人が大好きな哀愁漂うアルペジオから始まる王道なバラードだ。

王道なんてつけてしまうとつまらないものに思ってしまう人もいるかもしれないがそんなことは微塵もない。

むしろバラードというのは作曲の能力が顕著にでるパラメータだ。

同じメロディがあったとしてもそれをどういったコードでまとめていくかというところにセンスが光る。

この楽曲のコード進行を聴いていて筆者は「おうぅっ」と唸ってしまったほどである。

彼女は感性でこれを作り上げているのだから嫉妬してしまう。


年内に発売予定されている彼女の1st full albumのリリースに先駆け8/10から先行Single『Blue』が配信限定でリリースされる(8/5よりiTunesにて先行配信開始)




壮大かつ華麗なピアノ、ボーカルによる新たな「夏サウンド」で黒川沙良が届ける本楽曲。

MIHIRO〜マイロ〜・三浦大知・清水翔太・加藤ミリヤ・JASMINE・TEE・CRYSTAL KAY・Ms.OOJAなどのアーティストのプロデュース、アレンジを手掛けるMANABOON氏をアレンジに迎えより懐の深い彼女の世界を表現している。


公式HP:http://www.sala-kurokawa.com

Twitter:https://twitter.com/salatun224