━━ 以前にも一度掲載させていただきましたが、改めてバンドのご紹介お願いします。 


miko:ツインボーカル&ツインギター形式の女性5人組ロックバンドです。

ハードロックからメタル・歌謡曲とサウンドは色々で、性別を超えた「カッコよさ」「妖艶さ」を常に追求しています。
ライブでは爆音と熱量をぶつけ、時に「宝塚的」と言われるシアトリカルな表現も。
5人それぞれのキャラクターも濃く、どこにも属せない属さないスタンスで活動しています。

 ━━ バンド名「exist†trace」の由来をお聞かせください。


miko:意味は存在の痕跡。メンバーそれぞれが生きた証を音楽としてこの世界に刻みたい、という想いが込められています。

私がまだいない頃にベースの猶人が命名したのですが、私の音楽に対する想いとも一致していて、ちょっとゾクッとしたのを覚えています。




ONE-MAN LIVE 2019「EXIST†TRACE」について


━━ 2019年1月19日のワンマンライブのタイトルにバンド名である「EXIST†TRACE」を名付けたということですが、今回のワンマンライブについての賭ける思いや気持ちをお聞かせください。


miko:去年今年と、自分たちの芯の部分を見つめ返すような活動が多かったんです。だから今こそなぜ音楽をやっているのか、
なぜこのバンドなのか、なぜ「exist†trace」なのか、自分たち自身に問いたかった。
私個人としても、そもそもなぜここに生きているのか、それを強く考えたタイミングでもあったので、バンド名をタイトルに使うという、ある意味一度しか使えない武器で今、

ファンのみんなも含め一人一人が「EXIST†TRACE」に向き合う時間にしたいなと思っています。




━━ 昨今活動休止や解散するバンドが多い中で、15年近く活動されるというのはすごく特別なことだと思います。活動を長く続けてきた秘訣を教えてください。


miko:初期の頃はジャンル的にも周りに女性でバンドをやっている人が少なくて、
その頃は「誰か抜けたら再起不可能」が、活動休止や解散を簡単に出来ない理由だったと思います。
でも、今はそれよりも「他の人じゃなく、この5人だから面白い」「この5人だからこそ叶えたい理想がある」という思いがなにより強いし、根本の部分でやっぱり仲がいいので、
私としては、言いたいことは伝えて、言われても素直に受け取るように心がけています。

もしメンバーが一人でも欠けたり変わったりしたら、バランス崩れちゃうんだろうなとも思います。


━━ ”これまで”と”これから"、mikoさんにとって「exist†trace」とはどういう存在ですか?


miko:これまで。私にとって唯一の居場所、引っ張っていかなきゃいけないもの、守らないといけない場所、大きく拡げて広く知ってもらいたいもの、そんな風に一生懸命になる対象だったなとついこの間考えていました。
これから。バンドや音楽という括りだけじゃなく、私個人の考え方や生き方も含め、
悩んだり理解したり壊されたりまた新しく作り上げたり、その過程も含めた全てをexist†traceと呼びたい。
一生かけて完成させたい物。

━━ 来年度の活動について、または今後の目標についてお聞かせください。


miko:ワンマンライブ「EXIST†TRACE」で幕を開ける来年2019年は、
exist†traceの通称でもある「イグ(19)」イヤーということもあり、exist†traceというものをより深く、より濃く、表現したいと思っています。
これぞと思う相手とのツーマンスリーマンだとかロングステージのライブで、
exist†traceのコアな部分をもっと感じてもらいたい。
そういう意味ではかなりマニアックな曲なども作っていきたいです。

━━ では、最後に読者の皆様に一言お願いします!!


miko:「exist†trace、なんだか堅苦しいバンドかな?怖いバンドかな?」…多分そんなことないです。
きっとライブ自体が初めての人でも一緒に楽しめるので、まずは思い切って遊びにきてね。

あなたが思いっきり本能を全開にできる場所をご用意してお待ちしています!


インタビュー:工藤伊織



【ライブ情報】

ONE-MAN LIVE 2019 

ーEXIST†TRACEー

日程:2019年1月19日(土)

場所:Shibuya TSUTAYA O-WEST

open17:30/start18:00

adv¥3,500/day¥4,000 (D別)


【HP】http://www.exist-trace.com

【Twitter】https://twitter.com/existxtrace_19