「RAY」「中山大輝」「岡田鷹斗」「須藤凌汰」「安藤裕也」「澁澤克月」「三宅淳也」
からなる男性7人組ダンス&ボーカルグループNEVA GIVE UP。
結成は2012年1月。茨城を中心に関東圏で活動し、今では茨城県笠間市の特別観光大使を務めるなど、年配の方から子供まで幅広いファンに愛される存在だ。
ライブ活動にも精力的で、2018年には年間264本ものライブを開催。ワンマンライブでは約1500席のキャパシティを誇る茨城県民文化センター大ホールを沸かせた。
音楽性の幅は広く、ジャパニーズアイドルソングといったような、みんなで盛り上がれるようなキャッチーな曲から、ワイルドで男らしい一面を感じるようなブラックミュージックの要素を取り込んだものまで、なんでもハイクオリティで聴かせる。7つの個性がそれぞれ際立っているため、必然的に音楽性の幅も広くなる。
音楽性も高くライブパフォーマンスも優れているとなれば、注目を集めるのは必然だ。
・NEVA GIVE UP - 君とYaiYaiYai
一言で表すならば元気をもらえるような楽曲。
自然と盛り上がるような快適なBPMで繰り広げられるこの曲は「ナーナナッナー」とみんなで歌いたくなるようなキャッチーなフレーズで始まりを告げる。歌に入ってもその勢いはとどまることを知らない。高い疾走感を持ってそのまま駆け抜けていく。歌声にも元気が宿り、聴いているだけでテンションが上がるだろう。サーフロックを思わせるギターのフレーズやホーンのフレーズも全体を盛り上げるように随所に顔を出し、にぎやかな祭りを思わせる彩りだ。
とにかく楽しい気分になりたいという人にピッタリの一曲。
・NEVA GIVE UP - Crawl rise
USのHIPHOPを思わせるようなダークな印象を受ける一曲。ドープなバッキングがハードでワイルドな雰囲気を作りあげ、そこに低音域に力を入れた歌唱が乗る。元気あふれる楽曲の中では、中域から高音域に特徴がある歌声を披露しているが、こうした楽曲の中では曲に合わせて低音域で勝負できる。そんな懐の深さを感じさせる仕上がりだ。
またこの曲はダンサブルな楽曲であり、ダンスにも注目だ。リーダーのRAYは27歳からダンスを始めたという。しかしそんな歴の浅さを感じさせない、キレのあるダンスを披露している。そこに至るまでの努力を感じながら曲を楽しめるのも、この曲の、そしてNEVA GIVE UPの一つの魅力だ。
・NEVA GIVE UP - AH! YES!!
夏を盛り上げるような軽やかな雰囲気のあるナンバー。夏を意識した楽曲には、とにかくBPMをあげて勢いでそういうムードを演出しようという曲も少なくない。しかしこの曲は決して駆け抜けるような疾走感があるわけではない。それでも夏を感じるのは、曲全体に漂う軽やかなムードの中で、それぞれの歌声も飛ぶように軽やかになっているからだ。
曲ににぎやかさを与えるホーンや、「フーッ」という甲高いにぎやかしなど、気分を盛り上げるギミックがふんだんに取り込まれているのも、夏感を刺激する。
うだるように重たい夏の暑さから抜け出し、気分を軽くしたいときに抜群にハマる曲だろう。
今後は人間的な魅力で人を引き付けることができる存在になっていきたいという彼ら。人間的な魅力は、すでに楽曲の中からビシビシと伝わってくる。物事を真剣に楽しんでいる様子が伝わる場面もあれば、集中して真摯に取り組んでいる様も見て取れる。そんな人たちには否が応でも人間味を感じるものだ。今後ますます、そうした人間味に触れ、ファンになっていく人は増えていくだろう。今のうちからライブに足を運んだりして、NEVA GIVE UPというひとつのエンターテイメントを謳歌しておこう。12月22日にはネバギブが贈る大感謝祭が行われるので、そちらにも注目だ。
【公式HP】http://neva-give-up.com/
【Twitter】https://twitter.com/ngu4u
【ライブ情報】
2019/12/22
『ネバギブ大感謝祭』
12:00 座席抽選、先行物販
13:15 整列(抽選終了)
14:00 開場
15:00 開演
※本編約120分
※終演後、特典会を行います。
[場所]
ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール(茨城県立県民文化センター)
〒310-0851 茨城県水戸市千波町東久保697
[チケット]
前売り(当日) 999円