12月22日(水)の正式リリースに先駆け、11月10日(水)Barbican Estateがアルバム『Way Down East』より数曲の先行リリースされる。


今作『Way Down East』は、Barbican Estateにとって初のアルバムとなる。

タイトルはDWグリフィスの映画『東への道』に因んで名づけられ、西から東への魂の浄化への旅をイメージして制作された。A面は主に西洋のポップカルチャーから影響を受けた楽曲が並び、B面では東洋の神秘思想から着想を得た曲たちが収録されている。

今作も東京、浅草橋のレコーディングスタジオ、ツバメスタジオでレコーディングを実施した。


またミックス、プロデュースには、KikagakumoyoやSatomimagaeなどのプロデュースを手掛けたHideki Urawa(Rollo)を迎え、これまでのビンテージ機材による有機的なノイズサウンドに加えて、よりサイケデリックで雄大な音像へと進化した。またアートワーク、アーティスト写真はKentaro Takahashiによるデザイン。

『Way Down East』の発表を記念して12/26(日)には下北沢SPREADにてリリースイベントを開催。


特別上映としてアントナン・アルトー脚本のシュールレアリスム映画、『貝殻と僧侶』 (1927)の生演奏付き上映も予定している。

活弁ならぬ活弦演奏にはアルバムプロデューサーのRollo、ギターのKazuki Toneri ,パーカッションにはドラムのKoh Hamadaが出演する。


【Way Down East】

11/10(水)先行配信リリース予定


先月リリースされたシングル『The Divine Image』と、昨年12月にリリースされた『TheInnocent One』を先行配信。

『The Innocent One』はHideki Urawaによる新たなミックスが施され、ウィリアム・ブレイクの世界観を現代に蘇らせたかのような壮大でメランコリックな楽曲に仕上がっている。


■作品情報



『Way Down East』
2021.12.22 Release
Barbican Estate
1stAlbum Way Down East
 
収録曲(全9曲)
1: Oblivion
2: White Jazz
3: Eyes in the Sky
4: The Divine Image
5: Obsessed
6: Morphine, and the Realm of Ouroboros
7: Abandon
8: Elysium
9: The Innocent One
BEC-001/¥2,200(税抜価格)+税
Barbican Estate
Kazuki Toneri; Guitar, Sitar, Baglama
Miri; Vo, Bass, Flute
Koh Hamada; Drum, Percussions
Sound Production & Mixed by Hideki Urawa (Rollo)

Recorded by Yui Kimiima (TSUBAME STUDIO)
Mastered by Kentaro Kimura (Kimken Studio)
Design & Photography Kentaro Takahashi

■配信先URL:
https://friendship.lnk.to/WayDownEast
Apple Music 、Spotify、他

■イベント情報



『Way Down Eastリリースパーティー』
12/26(日)下北沢SPREAD
出演者 Barbican Estate, Rollo+Kazuki Toneri+Koh Hamada(『貝殻と僧侶』の生演奏付き
上映)
18:30 OPEN 19:00START
Adv:2000円 Door:2500円+Drink

■ プロフィール

2019年結成。Kazuki Toneri(Gt, Sitar)、Miri (Ba, Vo)、Koh Hamada(Dr, Percussion)の 3ピース・バンド。

メンバーそれぞれが音楽や映画、その他様々なアートに精通しており、その音楽性はエクスペリメンタル、サイケデリック・ロック、ノイズ・ミュージックのみならず、アレン・ギンズバーグらビート文学や、ウィリアム・ブレイクといったロマン主義作家、ギリシャ神話、果ては東洋思想に至るまであらゆる芸術的文脈から影響を受けている。


2020年3月、1stEPをRhyming Slangよりリリース。限定カセットテープを各地のレコードストアで発売。
9月にはヒロ杉山率いるアートユニットEnlightmentとコラボレーションをしたミュージックビデオ「Gravity of the Sun」で注目を集める。

そして10月~12月にかけてシングル3部作をリリース。12月には自主企画イベントΗλυσιονを開催した。


暗く陰鬱な音像の中にソリッドで建築的な要素と破壊を織り込む音楽性は度々「ダークサイケデリック」と形容される。