静岡県出身のシンガーソングライター、荒井清弥。

バンドセットを中心にソロやユニットなど、様々な形態で活動を展開。


2016年より東京に拠点を移し、都内を中心にライブ活動を行っている。

2020年には、11か月連続で楽曲を配信リリース。


そして翌2021年より、Single『Weekend』をライブ会場限定にて発売している。




・荒井清弥『Weekend』Official Music Video



2021年にリリースしたSingle『Weekend』の表題曲。

同曲については自身より、以下のようにコメントをもらっている。


「当たり前に思われていることに、意外と眼を向けられていない。人間どうしても幸せじゃないことに眼がいってしまって、ネガティブな感情になってしまうことが多いが、幸せは当たり前の中に目を向ければいっぱい転がっている。この曲は6〜7年前、大学時代に草案ができた。その頃は少しうまくいかないことも重なって、自分自身が幸せを見失っていた。そんな自分自身に向けて作った楽曲でもある。音楽的な面でいうと、今回この楽曲を作るにあたってサポートのギタリストとアレンジを行った。当時の焦燥感なども反映されているサウンド」

その言葉からも分かる通りこの楽曲は、実はもう手の中にある幸せに気が付かせてくれ、今という時間や日々の大切さを思い出させてくれる。そしてそれを、疾走感豊かに突き抜けていく感情的なロックサウンドで描くから、聴き終えた時にはなんとなくカラッとした気持ちになれる。


何もかもうまくいかず、もやもやした気持ちを抱えている時に、是非聴いていただきたい1曲。



・荒井清弥 ''夜が明けるその前に'' NOW vol.5@下北沢LIVEHAUS



同じくSingle『Weekend』収録曲『夜が明けるその前に』。こちらはそんな同曲のライブ映像だ。


基本はライブを主体として活動をしている彼。ソロでの弾き語りの出演も含めると、月5本ほどは出ている。しかし、やはりコロナの猛威が始まった2020年はライブが全くできなかったという。なので当時は毎月1本サブスクで楽曲を発表していた。それが、11カ月の連続配信リリースだ。この楽曲『夜が明けるその前に』は、そんなサブスク連続配信リリースの最後の1本。


唸るようなギターに、パッションを爆発させるようなサウンドが特徴的な1曲で、歌声もそんなサウンドに負けず劣らず感情的。音だけでも心に刺さるものがある。もちろん≪夜が明けるその前に 笑って 笑って そう笑って さあ明日へ行こう≫と歌う歌詞の世界観、前に進もうという意志も、同じように心を揺さぶるだろう。


「自身にとってもいちばん大事な曲と言っても過言ではない」とのことだが、音や歌声からも、それが伝わってくる楽曲だ。




・グッドバイ



Single『Weekend』は3曲収録のシングルだ。先の2曲に加えて、この楽曲『グッドバイ』が収録されている。「東京に来てから作った」という1曲で、「スラスラーっとすぐにできたもので、自分なりの別れの曲。最近の楽曲の中ではお気に入り」だと話してくれた。


別れの曲ということもあり、歌声にはどこかセンチメンタルな空気が宿り、音的にもじっくりと聴かせるような抑揚のあるサウンド感で描かれる。メロディーラインの美しさや、リアルな感情が伝わる言葉選びもあって、聴いているとどんどんその世界観に没入していくだろう。


一言でいえば、強く引き込まれる1曲だ。




感情的に心を揺さぶるサウンドと歌声。それは紛れもないロックンロール。
その音と言葉に、救われる人はこれまでもたくさんいただろうし、この先も増えていくのではないだろうか。
行き場のない感情を抱えている人に、是非おすすめしたいシンガーソングライターだ。


【リリース情報】



荒井清弥New Single
「Weekend」
¥ 1500
<収録楽曲>
1.Weekend
2.グッドバイ
3.夜が明けるその前に(2021 ver.)

会場限定にて発売中。



【ライブ情報】


6/21 越谷EASYGOINGS(トリオ)

6/22 渋谷StarLounge

6/24 渋谷LUSH(弾き語り)

7/6 下北沢CLUB251

7/9 新代田crossing(feat. かりんちょ落書き)

7/16 立川COSMIC HALL