2001年5月30日生まれ、シンガーソングライター「Karin.(かりん)」。2018年に初めて自身で曲を作り、地元のライブハウスのステージで歌い始めた。

2019年6月8日、初ライブから満1年の記念日にデビューを発表し、同年8月7日、1st Album「アイデンティティクライシス」をリリース。リード曲「愛を叫んでみた」がFMラジオ局8月度のヘビーローテーションに数多く選出され、音楽リスナーの間で話題になった他、収録曲「青春脱衣所」は同年代の間で口コミが広がり、Music Videoの再生回数が200万再生を突破した。

2020年、Spotifyの“Early Noise 2020”や、スペースシャワーTV “SPACE SHOWER RETSUDEN NEW FORCE”に選出され注目を集める。2月12日に2nd Album「メランコリックモラトリアム」をリリース。3月に高校を卒業した後、5月22日に「君が生きる街 - ep」、8月21日に「知らない言葉を愛せない - ep」、12月4日に「この感情にはまだ名前がない - ep」と、3作のepをリリース。

2021年3月10日に3rd Album「solitude ability」、5月12日には「solitude ability」の裏側にあるもう一つの物語としてMini Album「solitude minority」をリリースした。

さらに、6月12日に初のワンマンライブ Karin. 1st Live “solitude time” を無観客・生配信にて開催。Karin.の楽曲からインスピレーションを経て制作された短編映画「息をするように」(枝優花監督)では劇中音楽とエンディング曲を担当した。

その後、純猥談 短編映画 第3弾「私もただの女の子なんだ」の主題歌に「二人なら」を書き下ろし、10月27日、「二人なら - ep」をリリース。11月には自身初のワンマンツアー Karin. 1st tour “solitude time to end” を成功させた。

デビュー3周年となる2022年6月8日に「星屑ドライブ - ep」、8月24日にはデジタルシングル「貴方に会いたいのに」を発表。9月から始まった2nd tour「空白の居場所」を見事完遂させ、10月12日には、2nd tourと同タイトルのデジタルシングル「空白の居場所」をリリースした。

2023年3月には、2年ぶりとなるフルアルバム「私達の幸せは」をリリース。同年8月よりフリーランスとして活動を開始し、自社レーベル「717 project」を立ち上げた。

2024年1月31日独立後初となるデジタルシングル「僕だけの戦争」、8月には自身初となる弾き語りでのシングル「タワマン文学」をリリース。

本当の自分の気持ちを知って欲しい、自分の居場所が欲しいという、ささやかな、けれど切実な願いから始まった、ずっと押し殺してきた心を解放するためのKarin.の歌。

その歌を通して様々な人と出会い、新たな感情と大切なものに気づき始めた彼女は、時に思い悩みながらもまたそれを歌に乗せ、奏でていく。

そんな彼女の歌は、この社会の片隅でそれぞれに思い悩みながらも呼吸を繰り返す人々の共鳴を呼ぶ、はずだ。




・タワマン文学


https://www.karin-official.com/disco


2024年8月28日にリリースされた楽曲「タワマン文学」。柔らかなアコギの音色とKarin.の透明感溢れる声が印象的な楽曲だ。

過ぎていく毎日に疲れを感じている人にこそ、聴いていただきたい本楽曲。Karin.の真っすぐな歌声を聴いていると、自然と涙が出てくるという方も多いだろう。

楽曲を聴き終わったあと、あなたの心にはどういった感情が残るだろうか。ぜひ楽曲をじっくりと聴いて、確かめてみてほしい。

・僕だけの戦争


https://lnkfi.re/myownwar

2024年2月9日にリリースされた楽曲「僕だけの戦争」。彼女の言葉ひとつひとつが心に刺さる楽曲だ。
バンドメンバーはGt.真田徹(ex.OLD JOE,ex.RAMMELLS )Ba.藤原寛(DOGADOGA,ex.andymori)Dr.岡山健二(classicus,ex.andymori)、またMusic VideoやアートディレクターはHiyori Fujimuraが手掛けている。

本楽曲はバンド編成であり、Karin.の歌声の魅力がより引き立っている。切なげな声を聴いていると、胸が締め付けられるような感覚に陥るだろう。

彼女が紡ぐ歌詞の力強さを感じる作品となっている。ぜひヘッドホンやイヤホンを付けて、楽曲とじっくり向き合ってみてほしい。



「ライブをすることはずっと原点でありたいと思っている」と話してくれたKarin.。そろそろ自分で企画を打っていき、来年はEPのリリースやワンマンライブ開催を目標に動いていく予定だという。

また「グッズとしてジンを出していて、今年文學界新人賞に応募してみたらという声もある。文字を書くことも活動にしたい」とのこと。

関東拠点で活動中であるKarin.だが、関西にもファンが多いのだそう。「今まではあんまり共演するライブがなかったが、最近ではたくさんの方と繋がれているのが嬉しい」と話してくれた。

今後は日本に限らず台湾でも活動をしたいと思っているというKarin.。彼女の歌声は、これからもたくさんの人の心に温かな光を灯してくれるだろう。


【リリース情報】

2025年6月27日(金)
Karin.ワンマンライブ「my identity」
下北沢440

出演:Karin./Gt.真田徹