バンドというのはひとつの組織です。協力し合って音楽を届けます。
特にサポートを受けていないインディーズの活動となると、
メンバー皆でアイデアを出し合わなくてはなりません。
また、組織としての担当を作るのも良いと思います。
具体的にはCDを置いてもらうためにショップをまわる「営業」担当や、
SNSが得意でフォロワーやコメントなどを上手く活かせる「ネットマーケティング」担当や、
今後のスケジュールを組み立てていく「企画」担当、またはデザインやグラフィックなどのスキルがあるならば、
フライヤー作りや物販づくりも出来る人材として重宝できますね。
ただ、スタジオ練習の時間を過ごして、後は家で個人練習というだけでは勿体ないし、
目先の目標と大きな目標が無ければ、だんだんと意気消沈していきます。
バンド活動でよくある「見えない落とし穴」です。
大した理由も判らず、だんだんとバンドの士気が下がっていくのです。
そうやって辞めていったバンドを少なからず見てきました。
また、スタジオの時間というのは音を通じた本会議みたいなものです。遅刻なんてもってのほかです。
ただ楽しみたいだけの時間でしたら何の問題もないのですが、
ステージに立ってスポットライトを浴びるという「魅せる側」の人間ならば、
それなりのスタジオ時間にたいする意識は必要だと思います。
また、個人的なオススメとして「バンドマネー封筒」というのがあります。
メンバーの誰かが下らない理由でスタジオを遅刻してきた時などに罰金制を設けるのです。
遅刻したメンバーはムダな金を払わなければならないワケですので、たまったものではありません。
このシステムをあなたのバンドに導入すると、間違いなく遅刻してくる仲間はいなくなります。
15分遅刻で500円だったり、30遅刻で1000円、といった区切りが効果的だと思いますね。
そして徐々に貯まっていく罰金制封筒の中身を使って、広告を打ったり、少し大胆な活動なども考えられます。
また罰金制を設ける事でメンバーの士気は保たれますので、
「活動のエネルギー源としてもプラスに働く」 という2つのメリットがあります。
見えないダラダラ感は伝染しますので、それ自体を防ぐための有効な手段として、今回オススメ致します。
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