多種多様な引き出しバンドKNOCK OUT MONKEYがどう考えてもかっけぇ

みなさんはKNOCK OUT MONKEYというバンドを知っていますか？
「ノクモン」「KOM」等といわれることもあります。
最近のラウドシーン全盛の中で流行りに流されずに確固たる存在感を放つバンドだ。

神戸で結成されたライブハウスを遊び場とする4人組ロックバンド。ラウド、レゲエ、ヒップホップ、メタル、エモ...、様々なジャンルの要素を取り込んだ激しくもキャッチーなサウンドと、変幻自在に表情を変える曲展開、日本語に重きを置いたリリックを感情剥き出しに咆哮するヴォーカル...。圧巻のライブパフォーマンスで各地のオーディエンスを狂喜乱舞させている。
※公式サイトより引用

彼らは海外アーティストからの注目度も高く多くの超有名アーティストの日本ツアーのサポートアクト等を多くこなしている。

カナダのミクスチャー一匹狼 MANAFEST

パーティーバカ Andrew W.K.

ミクスチャー、ポップパンクの代表的バンド Zebrahead

彼らは上記のアーティスト達との共演を果たしている規格外バンドなのだ。

さらには2013年にはオジー・オズボーンによるOzzfestへ出演、翌年にはSlipknot主催のKnotfestに出演を果たすという国内外から大注目のバンドだ。

Bite

正統派な骨太なサウンドに00年代前半のミクスチャー全盛期をベースとしたシンプルなリズムに乗っかる心地よいグルーブ。
決してピコピコしているわけでもケロケロボイスになっているわけでもない。
流行りに流されることなく自分たちのスタンスを貫いている。
こういったところが海外アーティストから信頼を得ることにつながっているのだろう。

How long?

しっかりとしたバックグラウンドが彼らの音楽を確固たるものにしているのは確かだ。
キャッチーさも併せ持つメロディを支えるバンドの演奏からそのバックグラウンドの幅の広さが垣間見える。
例えばKORNのような打楽器的なベースの使い方というような要素もあるがそれがやりすぎには感じず非常に心地よい。
バスドラときれいに混ざり合ってビートをより強くしている。

RIOT

この曲はメタルコアのようなぞくっとするリフから始まる。
彼らのうまいところはコロコロと素早く曲が展開していくため曲に飽きることがないのだ。
ギターソロにはロック魂も感じることができる。

Our World

メロコアの要素もしっかり吸収している。
彼らのオリジナリティもしっかりとあらわれている。

たしかにこれでは(特に流行りに流されやすい)キッズ達にはうけないかもしれない。
それは弱点のように感じるかもしれないがそんなことは一切ない。
彼らは流行りの音楽が変わっても生き残ることができるのだ。
むしろ先を見ての音楽性のように感じる。

よくバンドマンの中で話に上がる次にどのジャンルが流行るか論争での有力株はメロコアとミクスチャーだ。
今のブームが去った後に笑っているのはもしかしたらのKNOCK OUT MONKEYなのかもしれない。

official site http://knockoutmonkey.com/index.html

CD情報