都心だけが面白いわけじゃない！今年も開催、小田原イズム！！

先日某メジャーレーベルの新人発掘の担当者から聞いた話にこんなものがある。

「都心のバンドより郊外のライブハウスでバリバリやってるバンドの方が面白いバンドが多い。都心は優等生なんだけど、みんな同じようなことをやってる。でも郊外だとそういうシーンの流れから隔絶されてたり、（都心ほどバンド数が多くないので似たジャンルのバンドでブッキングを組めないこともあって）ごった煮みたいなブッキングになりやすいから結果的にオリジナリティのあるバンドが多いんだよね。」

ふむふむなるほど。

それに加えて最近は地元を強く押し出したバンドも多くなっている印象がある。

地元から背を押してもらうような活動スタイルというのも珍しくなくなってきたように感じる。
これからの時代は今まで以上にバンドと地元という縁が切っても切れないものになっていくのではないだろうかという予感さえする。

それを象徴するかのようなイベントが小田原で毎年催されていることは皆さんご存知だろうか？

そのイベントはズバリ「小田原イズム」！

2004年地元のライブハウスを盛り上げたい気持ちから始まったこの企画は回を重ねるごとに規模が大きくなっていき、昨年ついに小田原市内最愛収容施設小田原アリーナでの開催と大きく歩を進め約2000人を動員した。

12周年そしてアリーナ開催2年目となる小田原イズム2016は9/24（土）に開催される。

小田原に関わりのあるバンドが出演したり地元の学校の部活動枠を設ける等「小田原らしさ」を大事にする本イベント。

小田原への恩返しと、若い人に夢を届けたいという想いを持ち、「好きなことを夢にして、好きなことで生きればいいんだよ」というメッセージをイベントを通して伝えたいという。

アリーナ開催となったことでより多様なパフォーマンスの形態での出演が可能になりバンド・アイドル・ダンス等々、多様性と様々な価値観を若者に届けることが可能になりより幅の広いイベントとなったことは間違いないだろう。
またパフォーマンスに限らず昨年はラーメンやカレー、豆そぼろ丼に近隣の大学生が考案した小田原名物を取り入れたフードなどが提供され様々な楽しみ方ができるイベントとなった。