千葉県の北西部に位置し、東京方面へのアクセスもいい地域として発展してきた柏市(かしわし)。ストリートミュージシャンなど若者が多く、「環境未来都市」に認定されるなど、先進的な街として知られてきた。
そんな柏市で、有志のアーティストによって開催される音楽フェスが「CAMPASS」だ。
空前のフェスブームの現在、全国各地で大規模なフェスが多数開催されている。しかし、そんな大型フェスとはひと味違う、手作り感あふれる雰囲気がCAMPASSの見どころとなっている。
元々は柏市に住むアーティスト仲間によって、地域と協力した町おこしの一面もあって発足したというこのフェス。会場のしょうなん夢ファームの自然に囲まれたロケーションや、ボランティアスタッフを中心としたアットホームな運営によって、若い世代だけでなく、家族連れでも楽しめるイベントとして作り上げられてきた。それにより生み出された『誰もが自由に楽しめる空間や、家族連れの多さで作り出された雰囲気』は他に類を見ないCAMPASSの特色だ。
・さらに規模を拡大して開催される「CAMPASS2019」
柏市を代表する音楽イベントになりつつあるCAMPASSだが、最新回となる「CAMPASS2019」では、これまでよりも一回り大きなフェスとして、新しい試みがなされている。
その最大の注目ポイントが、初の「2days開催」という点だ。より大きく、長くフェスを楽しめるこの変化は、作り手の情熱があふれるDIYフェスとして、CAMPASSが多くの人に支持されてきたからこそだろう。
さらに、地元のスケートボードショップ「BATSU」と連携した大会も予定されたりと、一層規模を拡大している。
より地域と密接に連携しながら、誰もが楽しめる総合エンタメイベントとして、進化を続けていると言えるだろう。
・ジャンルレスな出演者にも注目
もちろん、「音楽フェス」としてのCAMPASS2019にも注目したい。
出演者にはローカルのアーティストを中心に、インディーロック、フォーク、パンクロックなど、幅広いジャンルのバンドやユニットが並んでいる。
さらに、bonobosやASPARAGUS、Predawn、SECRET 7 LINE、裸体など、邦楽シーンの最前線で活躍している人気アーティストも多数出演が予定されている。どのアーティストも青空の下のロケーションと愛称ぴったりな音楽性で、楽しませてくれるだろう。
コアな音楽ファンにとっても魅力的なラインナップとなっている「CAMPASS2019」の出演者たち。当日はどんな世界観を見せてくれるのか、必見だ。
地域に根づき、地域と手を取り合いながら開催されてきた「CAMPASS」。商業的なフェスとはまた違った魅力を持つDIYのイベントとして、音楽フェスの新しい楽しさや可能性を提示してくれている。
家族でも、カップルでも、友だち同士でも、ぜひ足を運んで、その伸びやかな雰囲気を味わってみてほしい。
さらに、2019年6月1日・2日に開催される「CAMPASS2019」は、ボランティアスタッフも絶賛募集中だという。イベント運営に興味がある方、音楽により近く関わる体験がしてみたい方は、詳細をチェックしてみよう。
【公式HP】http://2019.campass.jp/
【Twitter】https://twitter.com/campass_project