“真夜中を彩る”をコンセプトに活動中の個人勢Virtual Singer、ViANKiE。

本職は料理人である彼女。元々はクリエイティブ系YouTuber「パパ」のプロデュースのもと、2019年10月に歌い手YouTuberとして活動をスタートさせた。その後「顔出しは難しいけど、本人の魅力を伝えて本人を好きになってもらいたい」と考えたパパの提案によって本格的にVtuberとして活動を開始したのが2020年1月のことだ。
クールな中低音から澄んだ高音まで、R&Bの要素を感じる奥行きの深い歌声から男性の歌声にも聞こえるようなロックな歌声まで、とにかく幅広い歌声を聞かせ、その全てで高いクオリティを発揮するというのがViANKiEの大きな特徴。
キャッチコピーは“生まれた意味が、聞こえてくる”。聴く人の背中を押し、一歩踏み出す勇気を与えたい。そんな思いで音楽を届けていく。




・【ViANKiE】ボカロ/余所事 歌ってみた【カバー/オリジナルMV】 




におPの楽曲「余所事」。ジャズやR&Bの要素を感じるお洒落なムードの1曲だが、そんな楽曲の中でViANKiEは、お洒落なサウンドにも負けないソウルフルな歌声を響かせる。ふくよかでうねるような中低音とすっと抜けていくような高音のコントラスが絶妙で、この1曲だけでシンガーとしてかなり高いレベルにあるということが分かるだろう。 

本家・鏡音リンの無機質な歌唱もそれはそれで味わい深いものだが、こちらはしっかりと感情が込められた歌唱。それがまだ楽曲の持つ表情を引き出し、聴く者に楽曲の新しい魅力を伝えてくれる。そんな表現力の高さにも注目したい。




・【紹介ブログ書きました】ガランド Short ver【ViANKiEカバー/オリジナルMV】


 


ピコンの楽曲「ガランド」。こちらもブラックミュージックの香りがする1曲だが、サウンドにはどこかHIPHOP的な雰囲気もある。そんなサウンドの上で彼女は、息が多めな、雰囲気のある歌唱を聞かせている。肩に力を入れすぎない絶妙な塩梅の歌唱で、それが切なさややるせなさを引き出しているというのがこのカバーの特徴だろう。 

このカバーで、実際に楽曲が始まるのは1分40秒ごろから。それまではViANKiEとパパの素な雰囲気のトークが聴ける。「紹介ブログ(note)」に触れながら焼きそばを食べ、笑いながら吹き出し、二人で笑い合う。そんなところから二人の空気感の良さが存分に伝わるだろう。




・【ジブリ/歌ってみた】もののけ姫【ViANKiEカバー/多重録音】


 


また一味違うカバーとなっているのがこの「もののけ姫」カバーだ。 

主旋律を奏でる歌声は、力強くも透明度の高い雰囲気の歌声。そしてその周りを、透明度にステータスを全振りしたような圧倒的に純度の高い歌声がだんだんと覆っていく。一人のシンガーの歌声によって次第に音の厚みが増していく体験は、なかなか他ではできないだろう。

声を抜きにすると全体の音数もすごく少ないので、単純にそれぞれの歌声の響きの良さをしっかりと堪能することができる。体の芯まで響きそうなほどに深く響くその歌声は、老若男女問わずどんな人をも引き付けるだろう。



まずは「Vtuberになるまでのストーリーをnoteに記載しているので見て欲しいです」という彼女。(下記リンクより閲覧可能)
今後については「歌はもちろんのこと、歌以外の部分も伸ばしていきたい。また、オリジナル楽曲もたくさん届けられるようにしたい。」と語ってくれた。
Vtuberデビューも2020年と、まだまだ新人であることは間違いない。故に時には失敗することもあるかもしれないが、「失敗して転んでも前を向いて活動を続けていきたい」という思いで、これからも歩いていく。そしてそんな姿で、誰かの背中を押していく。




【note(料理人がVtuberになるまでのストーリー)】 

https://note.com/otosanswitch/m/m8e743d9439d6


【HP】

https://papa6969.wixsite.com/website-1


【Twitter】

https://twitter.com/V_ANK_E


【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UCXpzbFKpJjPT9Sy6D_aiIbw/featured