2017年8月、唯一無二の唄 ”生きる”を歌い上げるシンガーソングライター・rui ogawaを核に結成。
繊細で時に荒々しくも暖かいサウンドで作り上げる黄昏音楽。
どこか懐かしいメロディーで、リアリティ溢れる歌詞を唄う。
2018年には株式会社コドモメンタル主催『404AOUDITION』3次ライブ審査進出。
さらに株式会社ラストラム・ミュージックエンターテインメント主催『ニューカマー発見伝2018』ファイナル審査進出、黒沢楽器店賞受賞。
株式会社イドエンターテインメント主催『SUPEREGO』ファイナル審査進出。
翌2019年には神戸行政共催オーディション『Battle de Eggs2019』にてグランプリを獲得するなど、その音楽は様々なところで高く評価されている。
2020年3月には、元々2019年10月に台風の影響で延期になっていたacoustic one-man「雨のせいにしてvol.2」が、今度は新型コロナウイルスの影響で再度中止になるという不運に見舞われた。
しかし改めてこの2021年4月に開催予定と、折れずに歩みを進めていく。
・kasa.-化物-【MusicVideo】
冒頭、約1分にわたってアカペラで歌い上げる1曲『化物』。
声のみがまっすぐに飛んでくるアカペラだからこそ、rui ogawaの歌声に込められた感情がダイレクトに伝わってくる。
まるで泣いているようにも聞こえるその歌声は、苦しく切ない。
分かり合えないというのは、人と人との関係性において至極当然のことだといえる。
異なる環境で育ってきた二人の人間が全てを分かり合うのは、まず不可能に近い。
でも、愛する人には分かってらいたいし、≪同じだけ愛してほしい≫と願ってしまうこともあるもの。
それが、葛藤を生み、苦しさを生んでいく。
この楽曲では、サウンドの美しさがそんな葛藤の苦しさや切なさをさらに浮かび上がらせ、いつまでも心に余韻を残す。
その浸れる感情の余韻も、このバンドの魅力の一つだろう。
・kasa.-ラヴレター-【Music video】
2018年6月にリリースとなった、2ndシングル『ラヴレター』。
≪貴方さえいなければ胸が痛むほどなくこともなかったな≫と苦しいほどの愛しさを感情そのままに歌いあげる1曲。
ただ≪貴方の未来に僕はいない もう分かってはいるんだよ それでも それでも 貴方が好きなんだ≫と歌うように、二人の未来は明るいものではないかもしれない。
誰かが誰かを想う気持ちは、傍から見るととても美しいものに見える。
ましてやそれがすでに終わってしまっていたり、あるいはこれから終わってしまう二人の間のものだったりする場合、なおさら。
そんな、誰かの美しい愛を眺めているような感覚になれる1曲だ。美して苦しい愛に、心がぎゅっとなる。
・kasa.-夢現-【Music Video】
2018年12月リリースの1st EP『秋は枯れて』に収録されている楽曲『夢現』。
≪「きっとまだ消えなくたっていい」 その言葉を待ちながら 二度と目が覚めないように 願い 今夜も 眠るの≫と歌う歌詞と、そこに感情を乗せて描き切るボーカル。
それは重たい心で夜を過ごす誰かの、心の深いところでそっと寄り添ってくれる。
音楽は、もしかしたらただ寄り添うことしかできないかもしれない。
でも、寄り添ってくれる何かがあるのとないのでは、大きく違う。
何かが解決するわけでもないがきっと、この楽曲に出逢ったことで楽になったという人もいるはずだ。
2020年は延期していた「雨のせいにしてvol.2」が中止になってしまっただけではなく、新ベーシストyamashitaが加入して、これからという時にコロナ禍で思ったような活動が出来なくなってしまったということもあった。
その分この2021年の活動には、期待が高まる一方だ。
YouTubeチャンネルでは「人の曲を歌うことで、他の人の歌い方がわかった」と話すカバー動画も発信中。
そちらも合わせて要チェックだ。
【HP】
https://kasainfo.jimdofree.com/
【Twitter】
https://twitter.com/kasa__official?s=20
【Instagram】
https://www.instagram.com/kasa__official/
【ライブ情報】
[チケット料金]前売 2500円 / 当日3000円
ドリンク別途 600円