東京都出身のシンガー、Remi。
クラシカルな歌唱を得意としており、これまでにテレビ・映画の劇半に多数参加。
2012年には“1曲の映画”をコンセプトに掲げ、“一曲の中にストーリーがあり、
聴く人・見ている人が、自分が主人公になったつもりで曲を聴けるように
”音と映像を届けるオリジナルプロジェクト『VentoArioso』を立ち上げ。
2013年、バイオリニストSONGiLとのユニット『Reminiscent Song』が始動。
同ユニットでの1stアルバム『Fantasia』をリリース。
さらに同年、Remi名義でのオリジナル1stソロアルバム『Fairy Dance』を発表。
作詞・作曲も手掛ける。
透き通っていて繊細なソプラノヴォイスは、圧倒的な美しさを放つ。
Remiは、そんな圧倒的な美しさや多彩な音楽性で、楽曲の世界観の中に
聴く者を引き込むシンガーだ。
・Moon
「ライブでも定番の楽曲であり、自分の中でも思い入れがある」という楽曲『Moon』。
自身で完全に作詞作曲を行っており、「月が好きで、月の歌を書きたいと思って」作曲。
そうして「月がそばにいるような楽曲」が出来上がった。
クラシカルなムードの中にR&B的なディープなリズムを組み合わせ描くサウンド感。
切なくて儚い透き通る歌声。もの悲しいメロディーライン。
それらが装飾するそのストーリーに、やはり引き込まれてしまう1曲だ。
また、時に力強く、時に壮大にも響かせるそのサウンド自体が、物語調に感じられるというのもポイント。
そんな音作りもまた、聴く人・見る人をストーリーに引き込む一因であることは間違いない。
・Remi [The Secret Garden English Ver.]
こちらもライブでは定番だという楽曲『The Secret Garden』。
「ライブではバレエをベースにした身体表現・手の動きなどを意識している」という。
基本的にはしっとりしたサウンド感が印象的だった『Moon』。
「Remiの全てのアルバムのプロデュースを手がけている、作曲家水谷広実さんの作曲」
と話す同曲は、それとは異なりロックなアプローチの1曲となっている。
クラシカルなムードはありながらも、冒頭からワイルドなドラミングと
激しく歪んだギターが空間を突き刺していく。
そのロックなアプローチと、コーラスや歌声、そしてメロディーラインの美しさが
絶妙に混ざり合い、どこかゴシックな世界観とも通ずるような独自の世界観を描き出す。
透き通るような歌声の持ち主である彼女だが、こうした激しいサウンドにも負けない
芯の強さがあることがこの楽曲から分かるというのも、特筆すべき点だろう。
・♪Fairy Dance Live Version.
こちらもまた、ライブでは定番となっている楽曲『Fairy Dance』。
「身体表現がライブをする上で大きな位置付けとなっている1曲で、
ライブに出たら何も考えないで歌ったりする」という。
楽曲を作り上げる際に意識したのは、
「村娘が、変装してやってきた貴族の男性に恋をして死んで、妖精になってしまう」
というバレエのジゼルのストーリー。
そんなこの楽曲は、サウンドからしてドラマチックだ。
まるで妖精が舞い踊っているかのように感じられるパートもあれば、
ぐっと華やかで優しい雰囲気のサウンド感に包まるパートもあるなど、
その音だけでもまるで映画を見ているように、映画に入り込んでいるように聴ける。
今後挑戦してみたいことを尋ねてみると、
「自分の曲に振り付けをしてもらって、舞踏としてYouTubeにあげてみたい」
と話してくれた彼女。
さらに「オーケストラと映像のコラボはやってみたいし、もっとクラシック寄りの楽曲もやってみたい。
そういった曲を集めたコンサートもしてみたい」「舞台にダンサーさんを呼ぶのもやりたい」
「クラシック寄りのものが多いから、毛色の違うロックとかポップ寄りのバンドサウンドでの
アルバムや曲も作っていきたい」と、やりたいことのイメージはたくさんある。
そんな彼女だけに、今後、大きなプロジェクトにも期待できそうだ。
【Official Site】
【Twitter】
https://twitter.com/Remi_Official
【Instagram】
https://www.instagram.com/remi_stargarnet/
【YouTube】
https://www.youtube.com/user/Ventoarioso
●『セイリオスライブ・2021』(仮)
https://www.seiriosproject.com/
場所:TIAT SKY HALL