アコースティックギター弾き語りのスタイルで、聴き手の心を揺さぶる音楽を描くシンガーソングライター、宏菜。
かつてアコースティックギター弾き語りのシンガーソングライターとして活動していた父の話を聞いたことがきっかけで自身も音楽を始めたという宏菜は、2016年から本格的に音楽活動を開始。
「あなたに寄り添う音楽を届ける。」をテーマに掲げて下北沢を拠点に路上やライブハウスで歌い、六角精児バンドの前座を務めたり、福島県只見町にて只見線の復興を応援するオリジナルソング「只見線に乗ろうよ」を披露したりと、幅広い実績を重ねてきた。
2019年には目黒ブルースアレイジャパンにて初ワンマンライブを開催し、SOLD OUTを記録。2021年には音楽イベント「バーチャル解放区2021」に、コロナ時代を生きる!をテーマに制作した楽曲「すっぴん」を応募し、572作品の中から特別賞作品に選出された。
ポップでありながらも確固たる世界観を持った楽曲の数々、そこに込められた情景を鮮やかに歌い上げる力強い歌声で、着実に支持を広げる要注目アーティストだ。
・宏菜 - 冷たくなる前に助けて。【OFFICIAL VIDEO】
2021年4月にリリースされた3rdアルバムの表題曲「冷たくなる前に助けて。」は、7分を超える大作だ。
静かな始まりから、徐々に感情を高めていく曲展開。聴き手の心臓を素手でわしづかみにするような重厚な詞世界。
まるで一本の映画のような、重厚なストーリーとメッセージ性を見せている。
音楽活動を始めたきっかけとして、自身が学生時代に音楽に救われたことを語っている宏菜。
この曲が強く訴えるメッセージには、彼女の言葉と歌が追い詰められて孤独を抱える誰かの手を掴み取り、掬い上げるような力強い響きがある。
楽曲のストーリーにより鮮やかな輪郭を与えるアニメーションMVも大きな見どころ。
価値観や人生観を揺さぶられるような作品として必見だ。
・宏菜 - 夏ニ踊ラサレテ【OFFICIAL VIDEO】
こちらも3rdアルバムの収録曲のひとつ「夏ニ踊ラサレテ」。
ノスタルジックな詞世界の中にも彼女らしい表現が詰まっていて、ユニークな青春ソングに仕上がっている。
独自の視点で切り取った夏の情景の描写に注目してほしい。
曲の作り方について「浮かんだものを曲にしている」と語っている彼女。
感性をダイレクトにアウトプットする制作スタイルだからこその、アグレッシブに攻める表現も魅力のポイントだ。
この曲もアニメーションMVが楽曲の持つ情景をより鮮やかに見せているので、映像も併せてひとつの作品として観てほしい。
・笑う門出に春来たるッ~3rdCDレコ発ワンマンライブ~
2022年3月26日には、3rdアルバムのレコ発ライブ「笑う門出に春来たるッ」の開催も予定している宏菜。
このイベントは「音楽×アート」をコンセプトに掲げていて、アコースティックギター弾き語りとバンドスタイルを織り交ぜた演奏、映像による演出、そして様々なアートの展示・販売、ライブペインティングなどを行うアートスペースも一体になって、特別な空間を作り上げるという。
宏菜のここまでの歩みを総括するひとつの集大成として、そしてユニークかつ自由な表現イベントとして期待が高まる。
今後もより大きな舞台に立つことを目指し、その上で多くの人に音楽を通して寄り添っていきたいと語っている宏菜。
アーティストとして確固たる世界観を持った彼女が、これからその表現をどのように進化させて前進していくのか要注目だ。
まずは、3月26日のリリースイベントに足を運んで、彼女の作り出す表現世界を直に体感してほしい。
宏菜の活動情報の詳細は、公式HPやSNSから要チェックだ。
3rdアルバム「冷たくなる前に助けて。」
【ライブ情報】
《詳細》
詳細 : 宏菜official HP
https://hirona-music.com/news/2u61c5z