ばーちゃる東京に住み着いて、夜な夜な遊楽の限りを尽くす鬼の姫、花鞠ゆら。

誕生日は2月19日。
出身は幽世、鬼の国。


幽世ではかなり厳しく育てられたということもあり、配信やSNSなど公の場では、敬語を用いて相手に礼儀を尽くすこともある。

西洋の娯楽を嗜んでいるうちに、片仮名も大分流暢になった。ただ完全な外国語となるとまだ難しい。

「鬼の姫として、人と“あやかし”とが娯楽を通じて手を取り合える世の中を作りたい」。そんな思いで、活動を行っている。


活動内容はゲーム、歌、朗読が多く、同接の数で見ると歌枠が一番人気のコンテンツ。
ちなみに、妖力を解放すれば、額の角は消すことが出来る。




・【 PV / 自己紹介 】はじめまして。花鞠ゆらじゃよ【 #新人vtuber 】



声劇から始まり、歌ってみたにつながり、また声劇に戻りつつ自己紹介をするという展開の動画。Vtuberの自己紹介と言えば、『Vtuber一問一答自己紹介』が浮かぶものだが、彼女はそこではなく、構成からすべてを自分で制作したオリジナルの自己紹介を発信している。


そんな同作は、自身で自信作だと語るのも頷ける仕上がり。冒頭のストーリー展開や声の表現。それだけで一瞬にして彼女の世界観に引き込まれる。『酔いどれ知らず』の歌ってみたは、クールでロックでかっこよく、物語の中での喋りとはまた違った魅力を感じさせる。


自己紹介として彼女のことを知ることが出来るというだけではなく、彼女の魅力も一緒にたっぷりと伝わる作品だといえるだろう。



・【 歌ってみた 】神っぽいな【 花鞠ゆら / 新人vtuber 】



「キーの低いところは男性くらいの音程で歌っておる。普段の喋りの雰囲気とは異なり、歌うと格好良くなるところをリスナーからは評価されており、そこを全面に押し出せたと思う。ラスサビ前のパートがミックスも含めて聴きどころじゃ。ぜひ注目してほしいのう!」。


そんな風にコメントをくれた1作『神っぽいな』の歌ってみた動画。


先の自己紹介内の『酔いどれ知らず』でも歌声のカッコよさは感じることが出来たが、この作品では自身の言葉通り、そのカッコよさの要素を強く押し出している。決して声を荒らげているわけではないのに、どこか荒んだ感じの空気感がある、主人公ないしは存在感抜群の敵キャラクターといった感じの歌声で描いているのだ。


ゾクッとするようなカッコよさに、嵌ってしまう人も多いのではないだろうか。


・【 歌ってみた 】シニカルナイトプラン【 花鞠ゆら / 新人vtuber 】



「誕生日記念で発表した動画で、初めて映像面でもこだわって作った作品じゃ。デビュー前からお願いしたかったイラストレーター様と、仲良くさせてもらっておるVtuber『甘萬つもり』殿に動画制作を依頼した。見た目でも耳でも楽しんでいただける動画となった自信があるぞ。ネオン街に佇む鬼の姿が『花鞠ゆらとはなんぞや』を表した、現状では代表作といえる一曲」と話すのは、『シニカルナイトプラン』の歌ってみた動画。


どこか寂しさや虚しさを感じるようなモダンな東京感を覚えるサウンドと、イラストを含めた映像、そして感情を込めて歌い上げる歌声が、強く結びつく。それぞれの親和性が抜群なので、どっぷりとその世界観に浸ることが出来るだろう。


1人、夜の街を歩きながら聴きたくなるような空気感のある作品だ。




「歌に関してはこれから『歌ってみた』をたくさん増やして、オリジナルソングも作り、いつか3Dでライブをやってみたいのう!3D化は活動2年目が目標じゃ。ゲームの配信では、リスナー殿にガンガンつっこみを入れていく姿を見て、歌とのギャップが大きいとよく言われるゆえ、そういったところを見て楽しんでもらいたい。ゲーム会社からも声がかかるようになるのが夢じゃ」と、これからの展開や夢について明かしてくれた彼女。


さらに「まずは活動1周年までに、チャンネル登録者1万人を目指したい」と、直近の目標も掲げている。


歌声のクオリティや表現のオリジナリティなど、他にない魅力を感じる彼女であれば、そんな夢や目標も叶えていく可能性は十分だ。

楽しみに追いかけていけるVtuberであることは間違いない。