今回は、2022年3月3日に川崎CLUB CITTA'にてワンマンを開催し総動員数700名を達成したBREAQQQLにスポットを当て、その挑戦の一部始終と成功の裏側についてメンバーからお話を伺った。




――― ご自身でも最大となる川崎CLUB CITTA'でのワンマンライブ、大変お疲れ様でした。 


まずはそもそもこの会場でのワンマンライブ挑戦を決定した経緯を教えてください。



BREAQQQL:僕たちが参加しているミュージシャン向けオンラインサロンの「HARK STARTUP BOOST」が主催する「シンガーズリレーション」というライブイベントが昨年1月に川崎CLUB CITTA'にて開催され、そのライブイベントに BREAQQQL のファーストワンマンライブ前に出演させて頂きました。

イベントではたくさんの先輩がいる中でオープニングアクトとして1曲歌わせて頂いたのですが、ステージ上では納得のいくパフォーマンスを発揮する事が出来ず、自分達の力不足さに悔しさを覚えました。


そのような経験を味わい、グループとしての挑戦と成長を目指し、歌のクオリティはもちろん 演出・パフォーマンス・集客 といった様々な面をパワーアップさせて一年後、大きな挑戦ではありますが同じ川崎CLUB CITTA' にて今度は自分達のワンマンライブとして開催し、その成長を多くの人に見て頂きたいと思い挑戦する事を決めました。





――― 挑戦を決意した際は、実際にどういった不安がありましたか?


また、その後ワンマンライブ開催直前までのご心境の推移を教えてください。



BREAQQQL:川崎CLUB CITTA'という大きな会場に見合ったパフォーマンスができるのか、集客できるのか、会場を借りる上で赤字にならないか。

自分達のパフォーマンス面とイベントの採算をしっかりと取る事が出来るのか、という部分でかなりの不安がありました。

さらに、大きな挑戦であったことから、周りからも「無理だ。」と決めつけられたりもし、本当にこの挑戦を成功させる事が出来るのかという不安は沢山ありました。


ワンマンの開催に向けて、集客を自分達の可能な限りの方法で頑張ってはいましたが、実際に本番数日前まで総動員数500人という目標を達成出来ずにいました。

ですが、みなさんの協力もあり、無事達成できワンマンライブの開催直前では集客以外のことに集中する余裕が生まれました。

その結果としてパフォーマンスや演出、さらにアーティストとしての意識も高めて本番に挑むことができました。








――― 結果的には総動員数700名を達成しワンマンライブは大きな成功を収める事が出来ましたが、成功の大きな要因はどのような点にあったと思われますか?



BREAQQQL:HARK STARTUP BOOST が行っているコロナ禍に見合った考え方、企画・運営を取り入れられたことはイベント開催面の成功要因として非常に大きかったと思います。

さらにパフォーマンス面としては、日々BREAQQQLの魅せ方を考え、小さな目標を積み重ね、メンバーと共有し、大きな目標に一歩ずつ近づけるよう努力出来た事がイベントを成功させられた大きな要因だったと思います。





――― 具体的に開催までに向けて取り組まれた告知や宣伝の方法を教えて頂けますでしょうか?



BREAQQQL:まずは、沢山の人に遠くにいても僕たちの歌と存在を届けられるよう、SNSを中心に活動してきました。

このご時世もありリアルの場でのお客さんと関わる機会も減っていく中、Instagramにてインスタライブを毎回行うことで、はじめましての方にもBREAQQQLの活動と音楽を深く知ってもらえました。


また、TikTokなどを使い若いユーザーさんに見てもらいやすいような動画を上げてBREAQQQLのさわりを知ってもらい、インスタライブなどへ誘導する事も効果的に出来たかと思います。

Instagram をはじめTwitter、YouTube、TikTok、など様々なSNSを使い、この時代ならではの集客が出来たのかなと思います。





――― 今回の川崎CLUB CITTA'でのワンマンライブ挑戦おいては、ご参加されているアーティスト育成プログラムである「HARK STARTUP BOOST」での学びや開催協力も大きかったと伺っています。


実際にプログラムでのどのような学びを活かし、成功に繋げたのかをお聞かせください。



BREAQQQL:昨年の4月から、アーティスト育成プログラム「HARK STARTUP BOOST」内にて、僕たち BREAQQQL の為に「CLUB CHITTA' ワンマンライブをマネタイズする」という特別プログラムを開いていただきました。


ここでは「プロセスエコノミー」という新しい方式をはじめとして、音楽活動における考え方や基礎知識と活動において陥りがちな間違いなどを実際に提示していただき、活動方針を相談しながら進めました。


特に重点的に挑んだものとして、コロナ禍での開催ということで


一つ目は配信ライブのチケットを大きく伸ばす試みとして「インスタライブ配信でのチケット販売勧誘」を行うこと。


二つ目は動員のためにストリートライブをたくさんやる予定を立てていたのですが「ストリートライブをするとライブに動員できない」という教えからストリートライブをやめたこと。


三つめは「プロセスエコノミー」と「VIPシステムの導入」によって一般チケットを販売する前にマネタイズを完了させたことです。


上記三つの取り組みいずれも自分達だけでは思い浮かばなかった手法であり、今回のイベントの成功に大きく繋がりました。

また、当日の運営部分に関しても予算を抑えながらのイベント運用などをアドバイス頂き、イベント開催の実務部分でも多くのご協力を頂きました。





――― ワンマンライブでは総動員数だけではなく、収益面でも成功を収めたと伺いました。


可能な範囲で実際の売上や利益といった開催収益の内容をお伺い出来ますでしょうか? 



BREAQQQL:まず、BREAQQQL初のフルアルバム、生写真やタオルなどの物販売上が約50万円。

現地、配信合わせて集客部分でのチケット売上が約150万円。

合計200万円程度の売上となり、イベントの開催における諸々の費用が約100万円程だった為、最終的には100万円近くの利益を今回のイベントで残す事が出来ました。

イベントの開催で赤字にならないだけではなく、しっかりとした利益を残す事が出来た事は僕たちとしても大きな経験と今後の活動の自信になりました。





――― イベントの収益面での成功を考え、取り組まれた事や意識した点を教えてください。



BREAQQQL:先ほどのお話の中でもあった、【「プロセスエコノミー」と「VIPシステムの導入」によって一般チケットを販売する前にマネタイズを完了させること】

この事に特に重点をおいで取り組みました。


「プロセスエコノミー」では、一番自信のある作品やコンテンツは無料で公開し、それまでの過程を有料販売することでコアファンを作り出していくことに力を入れました。


「VIPシステム」では既存のファンが何を求めているのか、どんなところに価値を感じるのかというところを意識して取り入れました。


結果としてライブ開催におけるマネタイズの目処を早期に立てる事が出来、イベントの収益面での成功もしっかりと果たす事が出来ました。









――― 実際にイベントの成功を収め、周りの仲間やファンからの反応はどうでしたか?



BREAQQQL:沢山の仲間たちにインスタライブを中心に今回のワンマンライブの情報の拡散協力をして頂きました。

イベントの成功はもちろんのこと、パフォーマンス面やライブ演出も良い評価を頂けたり、川崎CLUB CITTA'にてまず無事にイベントが開催出来た事を祝福して頂きました。

HARK STARTUP BOOSTの仲間たちはお互いの努力を知っているので、特別喜んでくれました。


そして、今回川崎CLUB CITTA'でのBREAQQQLワンマンの優待券を購入してくださったファンの方には、特典にてZoomを活用して打ち上げミーティングを実施しました。

そこでは、僕たちから直接応援をいただいたファンの方に感謝の気持ちやライブの感想を伝えさせて頂きました。

今日という日まで同じ目標で、一緒に歩んできてくれたので、みんな泣いて喜んでくれたのはとても印象に残っています。





――― 今回のワンマンライブを通じてグループとして得た物を教えてください。



BREAQQQL:僕たちが計画し目標を立て、努力した事は間違えてなかったと自信を得る事が出来ました。
今回のライブだけに限らず、この一年間で得ることが出来た経験や知識は宝物です。

また、この700人という数字を誇りに思います。





――― 大きなワンマンライブの開催を終え、今後のグループとしての活動のご展望をお伺いさせてください。



BREAQQQL:大きな会場、メディア出演などアーティストとして高みを目指していき、沢山の方に応援していただけるようになっていきたいです。

グループとしてももちろん、人間としても大きくなっていきたいと思っています。





――― 最後にファンの方に向けて一言お願い致します!



BREAQQL:今日までついてきてくれてありがとう。

ファンのみなさんにはたくさん助けていただいたので、恩返しできるようこれからもたくさんの歌を伝えて行きます。


仲間のような温かいブレクルー、


これからもBREAQQQLを宜しくお願いします!






ワンマンライブ挑戦の経緯から、実際にそこに至るまでの過程と思いの丈を話してくれた3人。

イベントの成功を通してよりパワーアップした彼らの活動から、今後も目が離せない。





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