シンフォニックメタルやネオクラシカル系など、実はバンドマンに隠れた人気があるクラシック音楽。
そこで使われている用語 Nocturne(ノクターン) 夜想曲 ではショパンやドビュッシーが有名だ。
そんなノクターンの名で活動しているバンドを知っているだろうか?
今回は''一人の夜明けに希望を歌います''のキャッチコピーで活動しているNocturneをご紹介する。
▼Nocturneとは
Gt.Take、Vo.Konomi(ex.Barock)を中心に2014年2月結成。同年4月渋谷スターラウンジで初ライブ。
同年7月,1stSingle「Clown/Believe in...」を発売
その翌年2015年6月5日にライブ会場限定で1st Mini Album「Nocturnal Ambition」を発売
Gt.Takeが作り出すどこか懐かしいロックサウンド、独特な低音を響かせるBa.Rinda、そしてVo.Konomiの表現力とまっすぐ伸びる声が作るNocturneを是非一度見て欲しい。 HP
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▼楽曲紹介
Nocturneの楽曲は重々しいディストーションサウンドと綺麗で真っ直ぐ心に入って来るVo.Konomiの歌声のハーモニーが素敵だ。
今回は6/5にライブ会場限定で発売された、1st Mini Album『Nocturnal Ambition』から2曲ご紹介する。
「サジタリウス」
''サジタリウス"
射手座のことを指す語であり
上半身は人間。下半身が馬のケイロンという弓の名手。
不死の存在であった為、毒を受けても苦痛から逃れられなかったが
ゼウスの力によって死を選んだ。その悲劇から死を惜しんで射手座として星座に加わった。
イントロから炸裂するギターフレーズはまさにタイトル通り、ケイロンの持つ''サジタリウスの矢''のように疾走感がある。
また、サビは女声ならではの高い音域を使い、非常に盛り上がる為、ライブでは必ず耳にしたい曲だ。
サジタリウスのように激しい曲で、夜の情景が浮かぶのは不思議であり斬新だ。
曲中で出て来る歌詞で
「ひとつ夢が叶うなら 人の姿になってみたい そして伝えたいんだ 君が好きだよって」
という部分がある。
ケイロンは半人半馬(ケンタウルス)であるが故の''人になりたい"という葛藤を描いているのだろうか。
筆者はこの世界観が非常に好きだ。
「ラストシーン」
こちらもまた夜の情景が浮かぶ曲だ。
Nocturneのバンド名にふさわしい世界観。
歌詞では
「花は静かに その身を焦がし
黄泉に紛れる姿を見送るよ
黄泉に紛れる姿を見送るよ
ただ…」
とある。
どこかのファンタジーゲームの世界でありそうな情景だ。
先ほどのギリシャ神話といい、Nocturneの世界観はファンタジー要素が強い。
是非他の曲も聴いてみて、気に入ったのならライブ会場でCDを手にしていただきたい。
▼ライブ情報
ライブ情報 公式ページ
7/6(月)渋谷スターラウンジ
7/14(火)新宿wild side tokyo
7/19(日)町田westbox
7/31(金)八王子RIPS
記事:Ken
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